嵐・二宮和也、「僕の芸能活動の意味」を告白――「一つ終了しました」と宣言した出来事
嵐・二宮和也がパーソナリティを務めるラジオ番組『BAY STORM』(BayFM)が、10月13日に放送。自身の芸能活動について言及する一幕があった。
この日、終盤に読み上げられたのは、「二宮さんって本当に存在しているんですか?」という、二宮が同じ空気を吸っている人間だと思えないという、リスナーからのメッセージ。「同じ人間だと思えるエピソード1つお願いします」とつづられており、トークの引き出し方がうまいメッセージに、二宮は「こいつは職人かな?」と驚き、ファンではなく“ハガキ職人”だと疑っていた。
「本当に存在しているか」という疑問について、「実体が“都市伝説”みたいになってきましたね」と笑う二宮。国民的スターだからこそ、逆に一般人から存在が遠くなっていることを、二宮自身も自覚しているようだ。そんな中、スタッフから「この番組はどうやって成り立ってるんですか」と質問されると、二宮は「最新のAIを使って……」とノリノリでボケるのだった。
また、「同じ人間だと思えるエピソード」については、「すごいなって思うのは、存在している人が、自分を認識してることが一番すごいことだと思っていて」と前置きし、今年の『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)の中で、驚いたエピソードを語り始める。
同番組には、二宮が以前から「憧れの人」だと公言している、読売ジャイアンツの原辰徳監督も出演。その際、原監督から「二宮くん最近忙しいね。元気にしてるの?」と声をかけられたといい、「僕のこの芸能活動の意味合いというものが、一つ終了しましたよ」というほど、大きな衝撃を受けたそう。
また、9月28日放送の『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)では、元メジャーリーガーの松井秀喜氏に会い、「二宮さんが来てくれるっていうから(出演オファーを)受けました」と言われたことを明かす。二宮は「そんなことを当時、あのゴジラに言ってもらえるなんて……。一方的に見てた人が(自分を)認識してるっていうのがすごい!」と感嘆。これらのエピソードを話した上で、「そういう点では、(二宮がリスナーを認識するまで)僕は存在してないかもしれない」と、なかなか哲学的な結論に帰結した。
この日の放送にファンからは、「二宮くん、めちゃめちゃ深いこと言う……!」「野球少年にとっては、原監督とゴジラに認識してもらえてるってすごい感動なんだろうな~」「二宮くんが存在してるのか、ますます謎なんだけど(笑)」といった声が集まっていた。
(福田マリ)