エルトン・ジョンが自叙伝で「ダイアナ妃とリチャード・ギアとシルヴェスター・スタローンの三角関係」を明かす
近年何度目かのブームとなりつつある、海外セレブの自叙伝。最近でも、女優デミ・ムーアやロックバンド「ブロンディ」のデボラ・ハリーが赤裸々すぎる自叙伝を立て続けに発売している。今年活動を再開したロックバンド「ジョナス・ブラザーズ」は11月、俳優ジム・キャリーは来年5月に自叙伝の出版が決まっており、まだ知られていないセレブの秘密が明かされるのではないかとゴシップ好きをワクワクさせている。
故ダイアナ妃と親交があったイギリスの歌手エルトン・ジョンも、10月15日に初の自叙伝『ME』の発売を控えている。その中で、ダイアナ妃と人気絶頂だった頃の俳優リチャード・ギアがパーティーでとてもいい感じになったこと、それを見たアクション俳優シルヴェスター・スタローンが嫉妬で怒り狂い、リチャードにケンカを売ったことが書かれているという。
このハプニングは、エルトンがディズニーの長編アニメーション映画『ライオン・キング』(1994)のサウンドトラック制作中、訪英したディズニー映画部門の責任者だったジェフリー・カッツェンバーグのために開催したパーティーで起きたとのこと。
妻を連れてやってきたジェフリーは、ダイアナ妃に会いたいと強く希望していたため、エルトンは友人だった彼女を招待。脚本家のリチャード・カーティスや、ミュージシャンのジョージ・マイケル、リチャード、シルヴェスターらセレブスターも招いた。
リチャードはこの頃、最初の妻だったスーパーモデルのシンディ・クロフォードとすでに破局。ダイアナ妃も92年にチャールズ皇太子と別居しており(96年に離婚)、事実上フリーな状態だった。エルトンいわく「リチャードとダイアナは顔を合わせた瞬間、すぐにお互いのことが好きになったよう」で意気投合。暖炉の前に一緒に座って会話を弾ませていたのだが、エルトンはその時「ただならぬ雰囲気が漂っている」と察知した。
エルトンは、それがシルヴェスターが放っている嫉妬だと知る。本ではその時のことを「シルヴェスターは2人をにらみつけていた。“花開いたばかりのダイアナとリチャードの友情”を、面白くなく思っていることは誰の目にも明らかだった」と回想。「あの夜、シルヴェスターはダイアナをナンパしようとパーティーに来ていたのかもしれない」とも推測している。