Hey!Say!JUMP、台湾公演の“搭乗便”公表で波紋――「空港が混乱する」「出待ち問題は?」
10月5日・6日の2日間にわたって、Hey!Say!JUMPが台湾・台北アリーナでコンサートを開催する。本番が迫る中、現地のイベント会社がメンバーも搭乗すると思しき飛行機の便名をFacebook上で公表し、ファンの間で大きな騒ぎになった。
10月2日、主催の「BIGART」が3日夜にはHey!Say!JUMPが台湾に到着すると、Facebookで公表。詳しい便名や時間帯まで記していたため、日本を出るタイミングも判明し、ファンから驚きの声が続出した。
「今年6月、メンバーの知念侑李、中島裕翔、薮宏太、山田涼介が台湾でコンサートの開催決定会見に出席した時は、うちわを持った現地のファンなどから熱い歓迎を受けていたんです。日本でハリウッドスターが来日した時、空港で多くのファンが待ちかねているように、Hey!Say!JUMPの場合も台湾ファンの興奮度を世間に伝えたいという狙いがあるかもしれません。BIGARTは昨年9月に関ジャニ∞が行った『KANJANI’S EIGHTERTAINMENT GR8EST in Taipei』も担当しており、ジャニーズ関連のライブイベントへの協力は初めてではありません。ジャニーズの許可なしに、フライト情報をアップするとは思えませんが……」(ジャニーズに詳しい記者)
Hey!Say!JUMPといえば、今年5月19日にジャニーズ公式サイトにてアリーナツアーの延期を報告。再三の注意にもかかわらず、駅や空港で出待ちするファンが減らなかったことで、アリーナ会場でのコンサートを「見送る」と発表したのだ。その後、台湾でのコンサート実施が明らかになると、ネット上のファンは「日本でツアーやらずに台湾でライブとか、意味がわからない」と落胆。また、前述の4人が台湾を訪れた際、空港に居合わせたファンが彼らの姿を携帯電話で堂々と撮影していただけに、「空港で出待ち、写真撮影はいいわ、ファンサするわ、日本と台湾の差がスゴすぎる」「マナー守ってる日本のファンの気持ちも考えてよ」といった愚痴が漏れていた。
そして、BIGART側が到着時刻をFacebookに投稿すると、ファンからは「出待ちで大変なことになるに決まってるじゃん」「日本の空港でも出待ちする人が出てくるよ。これじゃあ一向にマナーが良くならない」「フットワークの軽いファンは空港行くよね? 周りに迷惑かかってまた問題になる」「出待ち問題でツアーなくしたくせに、空港にファンを呼ぶなんて喧嘩売られてる」「日本と現地のやり方が矛盾してるのはついて行けない。マナーを守って、お金払って会いに行く方がバカみたい」と、怒りの声が飛び交った。
「何よりも、日本で事態を見守るファンは『空港でのお出迎えとか出待ち、スゴく心配。JUMPに迷惑はかけないでほしい』『空港が大混乱にならないといいけど……。台湾公演がファンにもメンバーにとっても楽しい時間になりますように』と、メンバーの精神的負担や、安全面を心配していました。中には『出待ちはダメ。ファンマナーが試されてる』と、入り待ち・出待ち禁止を呼びかける人も。こうして、今回はBIGARTの情報公開によってファンは困惑しましたが、該当の時間帯に日本の羽田空港にいたファンの書き込みによると、現場では大きな騒ぎやトラブルは起きていなかったとか。度重なる警告の効果が少し出てきているのかもしれません」(同)
出発前に混乱が生じたものの、Hey!Say!JUMP本人たちは3日のうちに台湾入りし、現地でステージの準備を進めているものとみられる。ひとまず、公演の成功を願いたい。