立川志らく『グッとラック!』視聴率2.3%まで低迷! ダメ出しされる「3つのポイント」
9月30日から、TBS系朝の情報番組『グッとラック!』がスタートした。同27日に終了した『ビビット』に代わる新番組で、落語家・立川志らくのMC起用が、放送前より話題になっていたが、初回(第1部)平均視聴率は2.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と振るわず、その後、数字をさらに下げ、ネット上にも“ダメ出し”が飛び交っている状況だという。
「『ビビット』はTOKIO・国分太一と真矢ミキがMCを務め、4年半にわたって放送されましたが、近年は視聴率が低迷。後継番組となった『グッとラック!』は、志らくのほかにTBSアナウンサー・国山ハセンと若林有子がMCを担当しています。志らくは2016年から同局お昼の情報番組『ひるおび!』にもコメンテーターとして出演しており、TBS・佐々木卓社長は同25日の定例会見で『あまり炎上してほしいとは思いませんけど、辛口コメントはテレビの醍醐味だと思いますので、期待しています』と、話していました」(芸能ライター)
しかし、視聴率は初回から3%に届かず、2回目となった10月1日放送回は2.6%、翌日の3回目の放送は2.3%と減退している。志らくは2日、自身のTwitterに「スタッフは視聴率。私は内容」と投稿し、自身は“数字にこだわらない”スタンスを示しているが……。
「内容についても、評判が良いとは言えず、ダメ出されてるところが大きく分けて3点あるんです。まず1点目は、サブMCを務める若林アナのアナウンス力。彼女は、今年4月に入社したばかりですが、それにしてもあまりにアナウンス力に乏しく、ネット上には『滑舌悪すぎでイライラする』『頼りなさすぎて、見ているだけで朝から疲れる』『なんでこんな新人を番組に起用したのか』など、否定的な書き込みばかりが目立ちます」(同)
そして2点目は、志らくに「キレがない」という点だ。
「志らくといえば、『ひるおび!』での辛口コメントが“炎上”に発展することもあり、『グッとラック!』のMCに決まった頃から、『進行する立場を任せて大丈夫なのか?』とネット上で心配されていました。裏を返せばそれだけ“辛口MC”としての志らくに期待がかかっていたということでしょう。しかし、初回を見た視聴者からは『どうも志らくにキレがない……期待はずれ』『自由に話せるコメンテーターの方が、志らくは向いている』という指摘が寄せられたんです」(テレビ局関係者)
また、番組ではお笑いコンビ・リップサービスの榎森耕助扮する “せやろがいおじさん”が、時事ネタに斬り込むコーナーを放送しており、「せやろがいおじさんの鋭いツッコミこそ、視聴者が本来の志らくに求めていたもの」という声も少なくない。
「ダメ出しポイント3点目は、その『せやろがいおじさん』のコーナーについてで、視聴者から『YouTubeのような内容を、朝の情報番組で流す意味がわからない』『この人の主張よりも、ほかに報道すべきことがあるでしょ』といった否定的な意見が目立っているんです。初回放送日から10月4日までは毎日放送していましたが、番組関係者によれば、10月の第2週目以降は金曜日限定のコーナーとなるとのこと。ただ、これほどネガティブな書き込みが多いようでは、新規の視聴者獲得は難しいでしょう。また、番組コメンテーターが世間一般の認知度が低いメンバーばかりで、志らくの脇を固めるのも局アナということから、『ビビット』と比べて低予算なのは明白。それにしても“お試し感”丸出しでのスタートとなってしまいました」(同)
視聴率不振のままでは、お試し期間のまま“打ち切り”もあり得そうだが、果たして起死回生の策は繰り出されるのか。