ディーン・フジオカ、福士蒼汰、高畑充希……10月ドラマの主演俳優に批判続出!
10月期ドラマの初回放送がいよいよ迫る中、早くもネットユーザーからは、各ドラマの主演俳優に厳しい目が向けられている。フジテレビ系月9ドラマ『シャーロック』で主演を務めるディーン・フジオカもその一人だ。
「ディーンは、NHK連続テレビ小説『あさが来た』(2015年後期)で役がはまり大ブレーク。その後の主演ドラマの全話平均視聴率は、17年10月期放送の『今からあなたを脅迫します』(日本テレビ系)6.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、さらに、18年4月期の『モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―』(フジテレビ系)も6.2%とどちらも大爆死という結果に。また、19年1月放送のスペシャルドラマ『レ・ミゼラブル 終わりなき旅路』(同)の視聴率も7.0%と振るわず、ビジュアルの良さから人気は高いものの、一部業界内から“数字を取れない男”という不名誉な印象を持たれているんです」(芸能ライター)
また、月9枠の視聴率は回復傾向にあり、1月期放送の錦戸亮主演『トレース~科捜研の男~』の全話平均視聴率は10.6%、続いて4月期放送の窪田正孝主演『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』は12.1%を獲得。さらに、9月に最終回を迎えた上野樹里主演『監察医 朝顔』も12.6%を記録し、3クール連続で2ケタ台を叩き出した。ネット上からは「あの棒演技で、前作の上野を超えるのは無理だと思う……」「演技が硬くて、表情が全て同じように見える」と、ディーンの演技力を不安視する声が上がり、また、同ドラマの主題歌をディーンが担当することについても「『歌が残念』と言われてるのに。今回も期待できない」と辛口コメントが寄せられている。
「さらに、ディーンと同様に朝ドラでブレークした福士蒼汰にも、シビアな意見が出ています。福士は『4分間のマリーゴールド』(TBS系)で主演を務め、手を合わせた人の最期が視えてしまう特殊な能力を持つ救急救命士・花巻みことを演じます。同作では、そんなみことと、死が1年後に迫った義姉・沙羅(菜々緒)との“禁断”のラブストーリーが描かれ、二人と一つ屋根の下で暮らす花巻家の兄弟役を桐谷健太と横浜流星が担当するそうです」(同)
『あまちゃん』(13年前期)で、ヒロイン・能年玲奈(現・のん)の恋人役を好演し、人気若手俳優の仲間入りを果たした福士。その後、主演したドラマの平均視聴率は、15年7月期『恋仲』(フジテレビ系)が10.8%と2ケタを獲得したものの、16年4月期『お迎えデス。』(日本テレビ系)は7.9%、17年7月期『愛してたって、秘密はある。』(同)も8.6%と惨敗している。そうした背景もあり、福士の『4分間のマリーゴールド』の主演起用には、ネット上から「複雑なテーマが題材のドラマは、演技がヘタな人が演じると寒くなる」「キメ顔をするためなのか、顎を引きすぎてセリフ聞き取りづらい」「横浜流星を主演にした方が視聴率を稼げるのでは?」と、厳しい言葉が噴出した。
「また、『同期のサクラ』(日本テレビ系)の主演を務める高畑充希も、ドラマファンから何かと不評を買っています。本作は、高畑が17年に主演し人気を博したドラマ『過保護のカホコ』(同)の制作陣が再集結。共演者は橋本愛、新田真剣佑、竜星涼など、人気の若手俳優がキャスティングされています」(同)
『過保護のカホコ』は全話平均視聴率11.5%と高く、『同期のサクラ』への期待の声も上がっている一方、高畑については「キンキン声がうるさい。見ていると疲れる」「わざとらしい演技がイライラする」「“上手に演じています感”が嫌い」とネット上はシビアな反応を見せている。
放送前にもかかわらず批判が集まっている主演俳優3名だが、下馬評を覆すことはできるのだろうか。マイナスのコメントも多く散見されたが、ウラを返せば10月期ドラマのスタートに注目している視聴者が多い証拠なのかもしれない。
(立花はるか)