錦戸亮、退所翌日にソロ活動開始! 怒涛の情報解禁にジャニーズ関係者も怒り心頭!?
9月30日をもって関ジャニ∞を脱退、ジャニーズ事務所から退所した錦戸亮が、10月1日深夜0時頃に公式サイトとSNS、YouTubeアカウントをオープンし、同日正午にCD発売やツアーの開催を発表した。一部ファンも驚くほどのスピーディーな活動展開を見せている一方で、「脱退と退所発表から1カ月足らずの再始動によって、ジャニーズと錦戸の間にある溝が浮き彫りになってしまった」(週刊誌記者)という。
錦戸の脱退説については、3月7日発売の「週刊文春」(文藝春秋)で報じられたものの、メンバーは報道を否定せず。そんな状況の中、前社長の故・ジャニー喜多川氏の「お別れの会」翌日の9月5日に、錦戸のグループ脱退とジャニーズ退所が発表された。関ジャニ∞としては、デビュー15周年記念の5大ドームツアー『十五祭』の東京公演(同3日)が最後の仕事となり、ファンやメンバーから送り出されることなく、ひっそりと事務所を離れる形となった。
そして、錦戸は退所を迎えたと同時の10月1日未明に、公式サイトとTwitter、インスタグラム、YouTube、中国版Twitter「Weibo(微博)」を開設。同日午後には、ファンクラブ「NFC」と、自主レーベル「NOMAD RECORDS」の設立を報告した。さらに、11月5日から全国5箇所11公演を巡るツアー『錦戸 亮 LIVE TOUR 2019 “NOMAD”』を行い、12月11日にはアルバム『NOMAD』をリリースするとのこと。
ファンにとっては、錦戸の退所を悲嘆していた中での発表となったため「うれしいけど、いきなりすぎてびっくり」「まだ純粋に応援できない……」など、複雑な気持ちが入り乱れたツイートが続出した。
「錦戸の退所は、今年の3月頃から、さまざまなメディアで盛んに報じられていたものの、ジャニーズ事務所は一貫して疑惑を否定してきました。しかし、退所後すぐにツアー日程やCDのリリースなどを発表できたのは、つまり錦戸が、関ジャニ∞の活動をしながら、ソロ活動の準備もしていたということ。関係者は当然のごとく怒り心頭ですよ」(同)
さらに、退所翌日にソロ活動を開始することにも、「業界的に“これが許されるのか”といった空気が漂ってる」(同)という。芸能界には「タレントは退社後、1年間活動を謹慎しなければならない」という暗黙の了解があったものの、昨今はこの「謹慎期間」という風習も瓦解されつつある。とはいえ、多方面への配慮から空白期間を設ける人も少なくなく、17年9月9日にジャニーズ事務所を退所した、元SMAP・稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾は、同22日に3人の公式ファンサイト「新しい地図」を立ち上げており、こちらは活動再開まで12日のブランクがあった。また、同じく昨年7月に関ジャニ∞を脱退し、12月末に退所した渋谷すばるにしても、再出発を発表したのは今年4月だ。
「ジャニーズサイドも退所後、ソロ活動を始めることを把握していたそうですし、錦戸側に圧力を掛けるつもりもなかったといいます。とはいえ、渋谷の場合は脱退会見を実施し、レギュラー番組では名シーンや歴史を振り返る特集が組まれていましたが、錦戸には“花道”が用意されませんでした。渋谷に比べ、円満な旅立ちではなかったことは明白でしょう」(テレビ局関係者)
用意周到な独立計画で周囲の反感を買ってしまったという錦戸。せめて変わらず応援するファンを大切にし、新たな道を切り開いていってほしいものだ。