芸能
なんともひっそり……

加藤浩次、本日ついに「加藤の乱」決着! エージェント契約開始も「吉本との関係」ほぼ変わらず?

2019/10/01 11:45
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman
『スッキリ』(日本テレビ系)公式サイトより

 反社会的勢力に対する“闇営業”問題が報じられて以降、吉本興業への不信感から「辞める」可能性も示唆していた極楽とんぼ・加藤浩次。当初は連日、自身がMCを務める『スッキリ』(日本テレビ系)を通して事務所を批判し、世間の注目を集めたが、「今となっては局からもヒンシュクを買っている」(日テレ関係者)という。

 詐欺グループへの闇営業が発覚した雨上がり決死隊・宮迫博之とロンドンブーツ1号2号・田村亮が、7月20日に謝罪会見を開いた際、吉本の岡本昭彦社長から「(会見を開くなら)全員連帯責任でクビにする」と言われていたことを暴露したのを受け、加藤はその週明け22日放送の『スッキリ』で、事務所に対する憤りをあらわにし、「経営陣が変わらないなら僕は辞める」と、断言。翌23日放送回では、同日中に大崎洋会長と話し合うことになったと明かし、やはり「気持ちは決まっている」と、退社も辞さない構えを見せていた。

 しかし、大崎会長との話し合い後、加藤は勢いを失っていく。続く24日の『スッキリ』では、話し合いが「平行線のまま」に中断されていることを報告したが、吉本が25日に「経営アドバイザリー委員会」設置を発表すると、26日の同番組で、加藤は「見届けたい」と、発言。さらにこの時、自身の言動により事態を大きくしてしまったことについて、謝罪もしていた。

「そして8月8日、吉本がタレントの希望によってマネジメント契約、またはエージェント契約を結ぶ方針を示したと報じられると、加藤は9日放送の『スッキリ』で、『僕もエージェント契約で残るという気持ちはある』と、表明しました。エージェント制度を提案したのも自分だとした上で、『エージェントとなる会社と、芸人が対等になれる関係』『エージェント契約があれば、僕は吉本が変わると思う』などと語ったのです。その後、加藤が吉本との攻防について触れることもなくなっていたのですが、実は10月1日から、加藤と吉本は、正式にエージェント契約に切り替わったといいます」(同)

 加藤にとっての“妥協案”となったエージェント契約が、晴れて実現したわけだが、「そもそもエージェント契約が開始したところで、加藤と吉本の関係で、大きく変わった点は『ほぼない』ようだ」(同)とのこと。

「これまで通り吉本のマネジャーがつき、仕事の窓口も引き続き吉本が担当。一方、加藤は吉本批判を展開していた頃、次第に世間から『電波を私物化するな』というバッシングが増えていったことで、これ以上騒ぎを起こさないよう、契約変更はあえて公表もしないというスタンスのようです。あれだけ噛み付いておいて、決着の報告もしないというだけに、局内からは『何が狂犬だよ』という批判も聞こえてきます」(同)

 当初は“吉本に大きな風穴を開けた”と思われた加藤だが、いつの間にか彼の方が“牙”を抜かれていたようだ。

最終更新:2019/10/01 11:45
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