【アラサー一人暮らし、理想の賃貸物件を探す】「家賃」は“少し背伸び”がちょうどいいワケ
この物件は、形がほぼ長方形なので、住むと運気が安定しやすいです。北から北東にかけての洋室もそれなりの広さが確保されており、ゆっくりと睡眠をとるのに良い場所となります。ただ、北東部分は“鬼門”となりますので、ベッドを配置しないよう注意してください。玄関から洋室に入る間に扉があるのも高ポイント。玄関から入ってきた良い運気が洋室の窓から逃げてしまわないよう、この扉は常に閉めておくといいでしょう。
朝日が昇る方角の東に窓があるので、その日一番強い「始まりのパワー」をしっかりと吸収できます。室内がとても明るくなり、やる気につながりますが、ぐっすり眠りたい方は遮光性のある厚手のカーテンをして、睡眠時間を確保するようにしましょう。起きたときにカーテンを開け、太陽のパワーを存分に吸収してください。また、キッチン、サニタリールーム、浴室、洋室とそれぞれが独立しているので、湿気がたまりにくく、“陰の気”を抑えやすくできています。
逆に、玄関が南西に設置されている点が気になります。ここは“裏鬼門”にあたるため、靴を玄関に出しっぱなしにしない、傘を玄関に置かない、といったことに十分注意しましょう。これは、“湿気”の発生を抑えるために必要なことです。湿気は邪気を呼び寄せ、その場の運気を停滞させてしまいます。特に、南西の玄関は邪気が回りやすいため、湿気対策は徹底的に行いましょう。
アラサー一人暮らしの物件としては、「安全性」が何より大切。そして、「その場所に住むことによって、自分を大切にできているか」を考えることも重要です。方位や間取りにこだわりすぎて、周りの環境、近隣住民との関係性、騒音、悪臭といった部分をうやむやにして、物件を選ぶことのないようにしましょう。というのも、家相は居住が始まったあとからでも、ある程度リカバリーできるからです。「暮らす」上で重要なことは何なのか? それを忘れないようにしましょう。
また、自分の生活スタイルを基準として、無理のない物件選びをすることも重要です。家は、自分を守ってくれる大切な場所。家と土地への感謝の気持ちを持ちながら、物件を探してみてください。めでたく物件が決まり、今住んでいる家を出るときには、「次にこの家に住む方が幸せでありますように」と一言告げていくと、次の新しい生活で大きな幸せが待っているでしょう。
■「風水のプロ」生田目浩美。(なまため・ひろみ)
1998年より風水師に師事し、風水・九星・祐気採り(吉方位判断)・吉日の選定・手相・姓名判断・家相学などを学ぶ。独立後、恋愛・仕事など、女子たちが持つ多くの悩みに寄り添い、楽しく前向きに生きるコツを伝授する。
物件三銃士の総合評価 12点/15点
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