コブクロ・小渕健太郎、KAT-TUN・亀梨和也、桐谷健太……国歌独唱がヘタすぎるとネット騒然
男性デュオ・コブクロの小渕健太郎が、9月15日に都内で開催された『マラソングランドチャンピオンシップ東京2020 オリンピック日本代表選考競技会』(MGC)で国歌を独唱したのだが、ネット上を中心に、小渕の歌唱力が疑われる事態となった。
「この日小渕は、黒いスーツと黒いネクタイ姿で登場。その後、頭を深々と下げて一礼し、右手を胸に当て歌い始めたものの、裏返ったような声で歌い出し、途中から不自然なほど高音の声色で歌い切ったんです。路上ライブからスタートし、歌唱力の高さから国民的人気デュオへと成長したコブクロだけに、なおのこと視聴者は衝撃を受けたようで、一時『小渕さん』『君が代』『国歌斉唱』などがTwitterの“トレンド入り”しました」(芸能ライター)
同日、日本陸上競技連盟(JAAF)の公式Twitterは小渕のコメント映像を投稿。小渕は「今日は素晴らしい場に呼んでいただきまして、ありがとうございました。選手の皆さん全員がベストを尽くせることを願って歌いました。緊張しすぎましたけれども一人ひとりがこの天候の中で走ることをイメージしていたら、僕も胸が熱くなりました」と歌唱中の心境を明かしている。その小渕の独唱に、ネット上からは「緊張していたのが伝わってきたけど、笑いをこらえるのは無理」「ヘタすぎて目が覚めた!」「コウメ太夫が歌っているようだった……」とさまざまな言葉が飛び交った。
「小渕と同じような意味合いで、国歌独唱に注目が集まった芸能人がいます。3月29日、広島・マツダスタジアムで行われたプロ野球開幕戦の広島-巨人戦に登場し、歌声を披露したKAT-TUNの亀梨和也もその一人です」(同)
黒のタキシードに身を包んだ亀梨がサプライズ登場すると、3万人を超える観客から歓声が沸き起こった。亀梨は今回のオファーを受けるか悩んだといい、「やっていいのかどうか。でもこんな光栄なことはない。自分も立ち向かおうと思いました。何とかプレッシャーに勝って大役をやり切りました」と振り返っている。
「音程を大きく外すなど、致命的なミスはなかったものの、歌声は安定せず。ネットユーザーからは『ライブじゃないんだから、国歌は普通に歌ってほしかった』『野球解説はうまいけど、正直歌はヘタ』『ちゃんとした歌手に頼むべき』と厳しい意見が噴出。また、亀梨は独唱後、声が震えてしまったことを反省し、『やはり緊張しました』とコメントしています」(同)
さらに、俳優の桐谷健太も、2016年5月29日に東京競馬場で開催された『第83回東京優駿(日本ダービー)』のオープニングセレモニーで国歌を独唱している。
「当時、auのCM『三太郎』で浦島太郎に扮して歌った『海の声』がヒットしていた桐谷は、独特な“溜め”を効かせて国歌を歌い上げたんです。ネット上には『魂で歌っている感じが素晴らしかった』『会場が盛り上がった』など絶賛する声がある一方で、『アレンジと顔芸がうっとうしい……』『CMだけでおなかいっぱい。歌手として活動しないでいい』『“溜め”が長すぎて、歌詞を忘れたのかと思った』など、辛口コメントも寄せられました」(同)
大観衆の中で、難易度が高いとされる国歌を独唱することは、どんなに有名な歌手でも緊張するだろう。しかし、戦いに臨む者たちの集中力を削ぐようなことだけは避けてほしいものだ。
(立花はるか)