【アラサー一人暮らし、理想の賃貸物件を探す】「事故物件」のリスクが伴う意外な条件って何!?
定期借家の場合、普通の物件よりも早い循環で周りの環境が変わっていく可能性があります。通常、動きが出ることは、風水的に考えると「気を運ぶ」。つまり、「運気が循環する」ことにつながるので、“吉”となります。しかし、不動産に関しては、落ち着いて暮らすことがとても重要なポイントになるため、よほど引っ越しが好きな方でなければ、運気的によいとは言えないでしょう。
吉方位(編注:自分にとっての“いい運”を取り入れやすい方角のこと。一定の周期で変化する)を利用して定期的に引っ越しを行いたい場合には、普通借家契約よりも比較的賃料が安い定期借家契約を利用する手段もあります。しかし、契約が切れるタイミングで吉方位が回ってくるとも限りません。目的があればよいですが、理由なく賃料だけの問題で定期借家を選ぶことは、あまりオススメできません。
また、この物件は形がかなりいびつです。パッと見ただけでも、運勢に凹凸がある状態と言えます。特に、北から北西にかけて大きく欠けており、信頼関係、仕事関係において良くない状態になりそうです。北東エリアに集中している水回りも、自己中心的になりやすく、大きく厳しい変化を強いられる家相となっています。
ちなみに、この物件は「近くに小さな神社」があるとのことですが、神社仏閣は「偉人の霊が神として祀られる」場合と、「厳しい状態の土地を治めるために建立される場合」があります。前者であれば、祀られている主と住む人の家系との過去の関係性が悪いと、問題が起こりやすいです。逆に関係性が良い場合には、守りのパワーが働きます。後者の場合は、そもそも住むのに向かない土地であると言えます。この違いを見分けるのは難しいため、神社仏閣に近い物件を選ばないのが無難です。
最後に、内見時に確認するべき「風水的ポイント」は、以下の通りです。
・風通し、日当たりが良いか
“風水”というように、風の通りはとても重要です。また、日当たりも重要なチェックポイントとなります。目の前に大きな建物があって日が当たらない、プライバシーが守られないといった状況であれば、引っ越しは見送りましょう。
・騒音、においがないか
「この程度ならいいかな」と思っても、騒音やにおいは長く生活すると気になってくるものです。常に不快感を覚える状態だと、どんどんストレスがたまり、“陰の気”を増やしてしまいます。
■「風水のプロ」生田目浩美。(なまため・ひろみ)
1998年より風水師に師事し、風水・九星・祐気採り(吉方位判断)・吉日の選定・手相・姓名判断・家相学などを学ぶ。独立後、恋愛・仕事など、女子たちが持つ多くの悩みに寄り添い、楽しく前向きに生きるコツを伝授する。
物件三銃士の総合評価 7点/15点
次回は……ついに「理想の賃貸物件」を発見!? たった一つの懸念事項、三銃士のジャッジはいかに!