バックストリート・ボーイズのニック、「妻と胎児を殺す」発言の弟アーロンに対し接近禁止命令を突きつける
結成25周年を迎えた昨年、ラスベガスの長期公演をスタートさせたバックストリート・ボーイズ(以下、BSB)。チケットは、過去最速でソールドアウトし、追加公演も即完売。今年リリースしたニューアルバムは全米初登場1位を獲得し、収録曲「Don’t Go Breaking My Heart」はグラミー賞にノミネートされるなど、華麗な再ブレークが話題となっている。現在、行っているワールドツアーも大盛況。来月には6年ぶりとなる来日公演が予定されており、日本のファンを大喜びさせている。
そんな絶好調なBSBのメンバー、ニック・カーターが、9月17日にTwitterで、元人気アイドル歌手だった弟のアーロン・カーターへの接近禁止命令を取得したことを発表。その理由があまりにも恐ろしく、ネット上が騒然となっている。
ニックは、接近禁止命令を取得した理由について「弟の不穏な振る舞い、妊娠中の私の妻と胎児を殺害する意思を告白したことを踏まえると、自分や家族を守るため、こうせざるを得なかった」とツイート。「メンタルヘルス」「銃規制」というハッシュタグを添えつつ、「家族みんなが弟のことを愛している。自傷したり他人を傷つけたりする前に、彼に必要な“適切な治療”を受けてほしいと切実に願っているんだ」と吐露した。
これに対して、アーロンもTwitterで「兄が接近禁止命令を取得。たった今、(通知が)送りつけられた。笑」と明かし、「ニック・カーター、あばよ。おまえとは絶縁だ」「そもそもおまえとはこの4年間会ってないし。会う気もないけど」「おまえはずっとオレのことをいじめてきたわけだし」とニックへの恨みつらみをつづりつつ、「こんなことされるなんて驚いている」「他人を傷つけるわけないじゃないか」と反論。「というか、ほっといてくれ。オレを精神鑑定して措置入院させようとしたり。オレへの愛なんてないだろ? 血がつながっているから、そういったことをするだけで」と、迷惑極まりないとぼやいた。
翌18日、米ニュースサイト「TMZ」は、ニックが裁判所に提出した書類を入手。今年の8月7日にアーロンが双子の姉エンジェルと電話した際、「誰にも言ったことないけど、2年前に統合失調症と双極性障害だと診断された」と告白し、「赤ん坊を殺せ」という幻聴が聞こえること、「(ニックの妻の)ローレン・キットを殺そうと考えている」と激白したことが記載されているようだ。
当時アーロンと交際していた女性によると、彼は毎晩、剣を横に置いて寝ていたそう。アーロンは銃を6丁も所持しているだけに、ニックは彼が幻聴に従うことを恐れていた。