嵐・二宮和也と伊藤綾子の関係、なぜテレビはスルー? 局員が語る「ジャニーズ熱愛報道ルール」
9月12日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が報じた、嵐メンバーの交際事情が話題になっている。メンバーの中には、“結婚”を視野に入れた恋人が存在する者もいるというが、マスコミ業界内で、嵐の熱愛スキャンダルは「ジャニーズ事務所にとって最大のアンタッチャブル」とされ、報道においては“あるルール”が設けられているとウワサされているようだ。
「ジャニーズに近しいスポーツ紙やテレビ局に限った話ですが、『交際状況によって報道の可否が決まる』というルールです。具体的には、真剣交際かつ結婚が近い状況だと報道不可。『結婚待ったなし』とされる二宮和也と伊藤綾子の関係は、テレビやスポーツ紙で取り上げられませんし、また松本潤と井上真央に関しても、長年の真剣交際で、大物カップルという要素がありながら、テレビ・新聞的には基本的に『付き合ってすらいない』という扱いが続いています」(テレビ局関係者)
彼らの交際は、いずれも週刊誌で伝えられたものだが、ジャニーズサイドは新聞やテレビ局に対して、「報道自体NG」というスタンスを取っていたという。
「2017年12月に発覚した相葉雅紀の恋人についても、週刊誌やネットニュース以外で取り上げられていないのでは。そうかと思えば、17年2月に報じられた櫻井翔と当時テレビ朝日の小川彩佳アナに関しては、報道NGどころか、ジャニーズサイドから『暖かく見守ってあげてください』と、わざわざ各局に連絡を入れてきたといいます」(同)
櫻井と小川アナは、交際発覚当初からメディアでは結婚説が出始めていたものの、わずか1年ばかりで破局が判明した。
「結婚の意思を隠さない二宮や、交際歴が長い松本や相葉に比べれば、ジャニーズは櫻井が結婚する可能性は限りなく低いと踏んでいたようです。だからこそテレビや新聞に対し、『取り上げてもらっても構わない』というスタンスだったのではないでしょうか」(同)
こうした“ルール”の背景には、「『文春』にも書かれていましたが、嵐を担当する藤島ジュリー景子副社長が『メンバーの結婚に絶対反対』という立場であることが関係しているのでは」(同)という。
「メンバーの結婚は、今後の活動やファンの増減にも大きく影響するだけに、ジュリー氏は恋人絡みの報道に、かなり厳しく目を光らせているようですね」(同)
今後ジャニーズの熱愛報道が出た際には、テレビや新聞が「後追いするかどうか」が、「真剣交際なのか否か」を判断する指標となるのかもしれない。