嵐・櫻井翔、『VS嵐』三谷幸喜に「似合いそう」とキャステイングされた“役柄”に苦笑
嵐の冠番組『VS嵐』(フジテレビ系)が、9月12日に放送。この日の対戦相手は「バレーボール女子日本チーム」で、嵐チームに参加するプラスワンゲストには、脚本家の三谷幸喜と、アンジャッシュ・児嶋一哉が登場した。三谷は11年ぶりに同番組へ出演したのだが、ラストゲームの「ボンバーストライカー」前には、「嵐5人を役者としてキャスティングするならどんな役がいい?」といった話題で盛り上がった。
三谷はこの質問に対し、「童話の主人公に絞って、何をやってもらいたいか」考えたといい、まず櫻井翔は『ウサギとカメ』のウサギとのこと。これに櫻井は「カメがいいな……」とつぶやいていたものの、三谷は「ウサギっぽいし、寝ちゃって起きたらカメが先越してて、『うわ、ヤベッ』っていうのが似合いそうな感じ」と解説。しかし、櫻井はどこか不満そうに「ちょっと残念な……」と苦笑いしていた。
また、大野智は三谷いわく、『北風と太陽』の太陽にそっくりだという。大野が「そんなに!?」と驚くと、三谷は「太陽のイメージしかなかった」ときっぱり。さらに、二宮和也は「昔から思ってた」という、『不思議の国のアリス』の眠りネズミとのこと。二宮が思わず苦笑いする中、三谷は「ティーポットの中で寝てるんですよ。眠そうなイメージ」「1回眠りネズミやってほしい!」と猛プッシュ。
そんな中、相葉雅紀は『ピノキオ』のピノキオと、初めて主演の名前が飛び出した。相葉本人やスタジオから驚きの声が上がると、三谷は「今こうやってても、ピノキオにしか見えない!」といい、相葉は思わず「光栄です」とニッコリ。最後に松本潤は「1番悩んだ」と明かし、『ガリバー旅行記』のガリバーにキャスティング。その理由について、三谷は「起きたら縛られてる。そんなあなたを見てみたい」と発言し、松本はその熱量に照れながらも、「うれしいな、それは。何かイメージがあるわけですもんね」と納得していた。
売れっ子脚本家の意外なキャスティングについて、視聴者からは「三谷さんの考え、すごく面白い! 全員イメージ通り!」「童話に当てはめるって発想は斬新。5人とも個性的なキャラクターでいいね」「三谷監督による、『嵐の世界名作劇場SP』本当に実現してほしい(笑)」という声が集まっていた。
(福田マリ)