芸能
バナナマンも被害者……

バナナマンMC番組、連続「過剰演出」発覚! TBSが最優先するのは松本人志より設楽統!?

2019/09/12 18:31
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman
バナナマン公式プロフィールより

 TBSは9月11日、紀行バラエティ『クレイジージャーニー』に“ヤラセ”が発覚したとして、同日放送回から当面休止することを発表した。同局では同5日にも、ドキュメンタリーバラエティ『消えた天才』で“映像加工”が行われていたことが明らかになり、放送休止となったばかり。そんな中、一部マスコミ関係者の間で「今後、TBSは両番組でMCを担当していたバナナマン・設楽統に頭が上がらなくなった」とウワサされているという。

「設楽と相方・日村勇紀、同局の日比麻音子アナウンサーがMCを務める『消えた天才』ですが、8月11日放送回で、当時12歳の少年がリトルリーグ全国大会で投球した映像を“早回し”にし、実際の投球よりも速く見えるよう加工を行っていたことが発覚。同番組では過去に3件、同様の加工をしていたことが判明したんです。こうした事態を受けて、『消えた天才』の放送休止が発表された矢先、今度は『クレイジージャーニー』のヤラセが発覚しました」(芸能ライター)

 『クレイジージャーニー』は、ダウンタウン・松本人志とタレント・小池栄子、そして設楽の3人がMCを務める人気深夜番組。8月14日の2時間スペシャル枠と、同日深夜のレギュラー枠において、「爬虫類ハンター企画」を放送したのだが、その中で番組側が用意した生き物をその場で発見したように見せる演出をしていたという。TBSの調査によると、過去10回放送した同企画の中で、26種は実際に捕獲したものの、11種は同様のヤラセだったことがわかり、放送休止の措置が取られた。

「双方ともに、表向きは『調査を終えるまで放送休止』となっていますが、このまま“打ち切り”になると予想されます。1つの局で立て続けに“過剰演出”が発覚し、番組消滅……という流れは前代未聞。また、局の都合で番組が打ち切りとなった場合、メイン出演者に対して代替番組を提供することがテレビ業界の慣例になっているものの、今回はヤラセ演出の“被害者”という面もあるだけに、よほどの高待遇を用意する必要があります。両番組でMCを務めていた設楽に、莫大な“借り”を作ってしまったため、局からも相応の“お返し”があるのではないでしょうか」(テレビ局プロデューサー)

 『クレイジージャーニー』のMC3人の中で、最も大物なのは吉本興業トップに君臨する松本だが、「今回TBSはバナナマンへの対応を最優先するのではないか」(同)という。

「やはり、この短期間に2本のMC番組が放送中止というのはあり得ない事態ですからね。それにバナナマン所属のホリプロコムは、彼らで成り立っていると言っても過言ではない事務所。ホリプロコムも、看板タレントの名前に傷を付けられ怒り心頭でしょうし、今後TBSは“バナナマンファースト”とならざるを得ないのでは」(同)

 TBSは今月10日、10月期の改編発表会を開催したばかり。「若返り」をテーマに再編成したというが、これからは“罪滅ぼし”の意味でもバナナマンを最優先にした番組作りが行われるのだろうか。

最終更新:2019/09/12 18:31
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