Kis-My-Ft2・横尾渉、実兄とジャニー喜多川氏が交わした「面倒見てあげる」約束を告白
9月11日深夜放送のラジオ『Kis-My-Ft2のキスマイRadio』(文化放送)に、Kis-My-Ft2・横尾渉と千賀健永が登場。横尾の兄とジャニー喜多川氏が交わしていた“約束”について語られた。
7月9日に死去したジャニー氏の「お別れの会」が、9月4日に東京ドームで行われていたが、一般の部に参列したというリスナーから、「たくさんの感謝を伝える機会を設けていただき、メッセージカードに書ききれないほどの思いを最後に伝えることができました。ジャニーさんとの忘れられない思い出、聞かせていただける範囲で、みなさんにおすそ分けしていただけたらうれしいです」というメッセージが届く。
ジャニー氏と出会ってから、千賀は16年、横尾は18年の間、いろいろな思い出があるようだが、中でも千賀が印象的だったのは、横尾との初対面だという。入所したてで当時小学生だった千賀に、ジャニーズ事務所内で初めてダンスを教えてくれたのが横尾で、それはジャニー氏から「あの子に教えてもらった方がいいよ」と言われたからなんだそう。一方の横尾も、「名古屋のダンスすごい子がいるから、あの子教えて」と、ジャニー氏から直々に千賀へダンスを指導するよう言われたのだと明かした。
さらに横尾は、「ジャニーさんと僕のお兄さん……次男坊との約束を叶えてくれてありがとうございます、っていうのはありますね」と吐露。何でも、ジャニーズ事務所に履歴書を送った際に、中の履歴書は横尾の名前だったが、外の封筒が兄の名前だったため「合格通知が2枚来たんです。僕とお兄ちゃんの名前で」と、2人揃って書類選考に合格していたという横尾兄弟。しかし、兄はジャニーズに入る気がまったくなかったそうで、“保護者”としてオーディションに同席。そんな横尾の兄に対し、ジャニー氏は「君も(オーディションを)受けなさい」と説得していたそう。
結局、横尾だけがオーディションを受けて戻ってくると、兄とジャニー氏が話しているところを目撃。「君はいいのか?」とジャニー社長に言われてもなお、横尾の兄は「僕はもうやりたいこと決めてて、弟に託したい」とキッパリ断り、その上で「弟をよろしくお願いします。見守ってください」とお願いしたそう。するとジャニー氏は、「僕がずっと弟の面倒を見てあげるよ」と約束したらしく、「それで、今」と横尾は感慨深げに振り返っていた。
ただ、ジャニー氏は「お兄ちゃんの方を入れたかった」と時々こぼしていたそうで、横尾は「(僕が)歌できないのバレてたんでしょうね」と苦笑い。とはいえ、「それでもずっといさせてくれて、Kis-My-Ft2で」と言い、兄との約束が今の仕事に繋がっていることに感謝しているようだった。
放送後は、ネット上でファンから「横尾さんのお兄ちゃんって、キスマイのメンバーも“男前”って褒めてたよね。私も見てみたいわ~」「横尾さんをジャニーさんに託してくださったお兄さんも、ジャニーさんにも感謝だ」「何だかウルッとくる話。弟思いのお兄ちゃんで本当によかったね」との声が集まっていた。
(華山いの)