ふかわりょう、中川翔子、菊池桃子……ストーカー化したファンが逮捕!
8月23日、Hey!Say!JUMP・中島裕翔につきまとったとして、警視庁赤坂警察署が20代会社員の女をストーカー規制法違反の疑いで現行犯逮捕したことがわかった。逮捕容疑は、同月19日午後3時45分頃、港区のジャニーズ事務所付近で、中島を待ち伏せした疑いだという。これに対しジャニーズ事務所は、「今後も同様の事案が発生した際は厳正に対処する」などとした強気のコメントを発表した。
中島以外にも、ストーカー被害に悩まされた芸能人がいる。その一人がタレントのふかわりょうだ。
8月17日、警視庁原宿警察署は元芸人の佐分利彩容疑者を、ストーカー規制法違反の疑いで逮捕した。佐分利容疑者はかつて「にわとりとたまご」というお笑いコンビで活動していたといい、ふかわが所属するワタナベエンターテインメント傘下のタレント養成所「ワタナベコメディスクール」1期生。原宿署から、ふかわへのつきまとい行為をしないよう警告を受けていたものの、収録スタジオに現れたそうで、本人は容疑を認め「ふかわさんが好きで結婚したいと思っていた」などと供述しているという。ふかわは2015年4月にも、自身のFacebookに「殺してやる」などと書き込まれ、当時30代の女が逮捕されている。
「ストーカー被害に何度も悩まされているふかわに、ネットユーザーからは『人柄が良さそうだから、おかしなファンにつきまとわれちゃうのかな……』『物腰が柔らかいから、勘違いする奴がいそう』『ふかわさんにケガとかなかったことが救い』と、ふかわへの同情が多く集まりました」(芸能ライター)
また、タレントの中川翔子は、18年9月14日にブログで、自身につきまとい行為をしていた男がストーカー規制法違反の疑いで逮捕されたこと明かした。
警視庁によると、同年8月下旬、容疑者は中川宅の郵便受けに「連絡先を教えてください」などと書いたノートを投函。中川の知人が容疑者を発見し、駆けつけた警察官に現行犯逮捕された。逮捕容疑は同年9月上旬に警視庁から同法に基づく警告を受けながら、同月13日に都内の中川宅付近で待ち伏せした疑いだ。中川は自身のブログで、「私は以前より、逮捕された男性によるストーカー被害に悩まされ、事務所を通じて警察の方へ相談させていただいておりました。犯人は逮捕されましたが、これで恐怖と不安が消えたわけではありません」と心境をつづっている。
「中川のストーカー被害の報告に、ネット上からは、『出所した後、またストーカーされる可能性があるし、不安は消えないだろうね』『逮捕されても心の傷は治らない』『普通の生活に戻っても、トラウマになっていろいろと思い出してしまうのでは』と中川を心配する声が上がりました」(同)
「出所した後」となると、女優の菊池桃子が、まさに繰り返しストーカー被害に遭っている。
菊池につきまとわないよう禁止命令を受けていたのにもかかわらず、自宅を訪れたとして、警視庁池袋署は18年6月24日、元タクシー運転手で無職の男をストーカー規制法違反容疑で逮捕した。男は17年秋頃に菊池をタクシーに乗せたことで自宅を把握して以降、複数回自宅を訪れ、同年3月にも同法違反の容疑で現行犯逮捕されていた。
「釈放後に再びストーカー被害に見舞われたため、ネットユーザー上には『タクシーに乗っただけで、怖い思いをしちゃうよね』『釈放された時に逆上して、さらなる被害に遭わないことを願うばかり』『本当のファンなら嫌がらせなんかしない』というコメントが散見されました」(同)
“有名税”という言葉では片づけられない、怖すぎる被害の数々。心の傷は計り知れないが、身体的実害が及ぶ前に容疑者が逮捕されたことは、不幸中の幸いなのかもしれない。
(立花はるか)