芸能
“自粛”って概念を知らない人たち

宮迫博之、NGT48・中井りか、後藤真希……SNSを再開して大ブーイング!

2019/09/01 15:00
立花はるか

 芸能人が自己発信の場としてSNSを活用することが、“常識”になりつつある。また、仕事の幅を広げる“営業ツール”としても機能する一方で、ひとたびスキャンダルを報じられれば、一般ユーザーから容赦ないコメントが殺到し“炎上”することも少なくない。吉本闇営業問題の渦中にいた、雨上がり決死隊・宮迫博之もその一人だ。

 8月5日、反社会的組織への闇営業問題で芸能活動を休止している宮迫が、自身のTwitterを更新。ロンドンブーツ・田村亮と謝罪会見を開いた7月20日以降、初の投稿となった。同日に、岡山県でボランティア活動を行った宮迫は、「今日は岡山に行って来ました。帰り肩にお土産が付いていました。生きてらっしゃいました。クマゼミさんですかね。」という文章とともに、新幹線の車内で撮影したとみられる写真を投稿し、21万を超える「いいね!」と7,000件を超えるコメントが殺到した。

「宮迫の今後が決まっていない段階だったこともあり、ネットユーザーからは『これだけ世間を騒がせておいて、普通にツイートできる神経がすごい』『落ち込んでるように見えない』『地道に芸能活動続ける予定なら、落ち着くまではSNSへの投稿を控えた方がいいのでは』と厳しい意見が飛び交いました」(芸能ライター)

 またNGT48・中井りかも8月1日、約2カ月ぶりに自身のインスタグラムを更新し、物議を醸した。
 
 元メンバー・山口真帆への暴行事件をめぐり、加藤美南が自身のインスタグラムのストーリー機能で不適切投稿を行ったことから、運営は5月21日より、メンバーへのSNS指導が徹底できるまで使用を禁止をすると発表。専門家による講習を実施するなどして、7月31日、NGTは公式サイトにて、各メンバーのSNSを8月1日午後6時から再開することを発表した。そして、その1日、中井は自身のインスタグラムで「めっちゃたまってるからすこしずつ連投してあげりゅ」と再開を報告し、翌2日には、Twitterに「何でもかんでも止めりゃいい 制御すればいいってもんじゃない っていうのを言いたい 個性が死ぬ それじゃ敵の思う壺すぎることをわかってない人がおおすぎる 届くかなあわたしの声は(笑)」と投稿したのだが……。

「中井の投稿内容に、ネット上からは『何のためにSNS講習受けたの? 成果を感じられない』『運営があってこそ、アイドルが成り立っているんだから、方針に従うのは当然でしょ』『ただのSNS依存で、更新できないことに文句を言ってる印象』など非難の声が噴出しました」(同)

 また、元交際相手の男性と不倫関係にあったことが、3月14日発売の「週刊文春」(文藝春秋)によって報じられ、SNSを休止していた元モーニング娘。・後藤真希も、インスタグラムを再開して批判を集めた。

 後藤は7月1日、自身のインスタグラムを更新。不倫報道後初の投稿内容は、自身の写真を添え、「今日からまた #まきふく あげていきます。皆さんの応援に応えられるよう、私に出来る事を一生懸命頑張ります!」と意気込みをつづった。

「“ママタレ”として活動していた最中に、不倫騒動を起こしたため、ネットユーザーからは『今できることは、引退して子どもを守ることなのでは?』『応援してくれるファンがいることにびっくり』『しばらく芸能活動休止やSNSの自粛などするべきでしょ』と辛辣な言葉が寄せられました」(同)

 本人たちは騒動が収束したと判断し、投稿したのかもしれないが、一度失った信頼を取り戻すことは容易ではないことを、その反響で実感したはずだ。
(立花はるか)

最終更新:2019/09/01 15:00
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