使いにくい「洗濯機まわり」がスッキリ! 収納力アップには「○○の延長」とキャスター付きのアレ
[完成After]可愛すぎるランドリールーム!
その後、完成した写真を添えたお便りが届きました。「あれから、洗面所のインテリアも変えました。ゴチャついた空間にプチストレスが溜まっていたので、心地よい空間作りのきっかけになりました。これからも生活スタイルに合った収納を考えていきたいと思います」とNさん。
とても素敵な完成写真と親切なメッセージをありがとうございます。Nさんの人柄を感じる、ナチュラルで優しいランドリールームです。
生活にストレスを溜めない「5つのスッキリ」対策
Nさんの言葉どおり、空間を整えることでメンタルが変わります。毎日の生活でストレスを溜めない「5つのスッキリ」とは?
[その1]窓から入る「光と風」の通り道を確保すること。
[その2]壁や床の面積が広いほど「広く見える」こと。
[その3]色の氾濫を防ぐ「テーマカラー」を統一すること。
[その4]家具や家電は「可動型」で清潔感を保つこと。
[その5]人の動線を邪魔しない「余白」を保つこと。
空間に不満を感じたら、この5項目を意識して動くことが大切です。使い勝手に満足するほど、「生活を楽しむセンス」が光ります。最後に、Nさんが希望していた「洗面所に置きたい!パジャマ収納」の件についても触れておきましょう。
「子どものパジャマと下着」収納のこと
子育てファミリーの片付けへ訪問すると、「洗面所に子どものパジャマと下着を置きたいです」と相談されます。洗面所は、子どもとママにとって、朝晩のスタート&ゴールの場所です。特に子育て中は効率的ですね。でも、子どもが自分で身支度セットを用意できるようになったら? ぜひ、「片付ける心を育てる」ために、見直しましょう。
整理収納の基本では、「家族全員が使う場所に個人の私物を置かない」が鉄則です。自分のモノを管理し責任を持つために、置くモノの「定数」や「制限」を作ります。洗面所は、家族と客人が使用する公的な場所です。みんなが必要なモノを置くと、すぐに散らかります。ただし、それは理想であって実際には、家の広さや収納の容量によって変わります。狭い空間なら、無理に置かずに「持ち込み式」を採用しましょう。
――「お片付けSOS相談」は次回、9月9日(月)に更新!
<プロフィール>
伊藤まき(ito maki)
収納ライター・兼・整理収納アドバイザー1級。おがくず工場に生まれ、ホテル清掃員、国鉄系レストランの厨房、内装会社、デパートの搬入搬出など“家事の土台”を極めた生活を経て、出版社入社ののち独立、現在に至る。モノを手放すほど「幸運」が舞い込むジンクスを何度も体感! 貧乏神と決別した実体験をもって、整理収納の威力をお伝えします。
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