「金と名声についてどう思う?」「一番好きな姉妹は?」、雑誌の企画でカニエが妻キムにインタビュー!
奇抜な言動でメディアにおもしろおかしく書き立てられることが多いが、ヒップホップ・アーティスト、ファッション・デザイナーとしての才能は高く評価されているカニエ・ウエスト。アメリカで社会問題になっている、オピオイド(処方鎮痛薬)依存だったことを公にし、患っている双極性障害のことを「障害じゃない、スーパーパワーだ」と言い放つなど、ポジティブで表裏のないカニエの好感度はとても高く、妻キム・カーダシアンのイメージアップにも一役買っている。
セックス動画で有名になったキムだが、カニエのアドバイスとサポートのもと、ファッショニスタ、実業家として成功を収め、いまや多額の寄付をする慈善家としても知られるように。昨年は、不当な量刑を言い渡された女性2人のために働きかけ、見事恩赦を勝ち取った。今年4月には弁護士になるため猛勉強していることを発表。「キムが弁護士になったら、2024年の米大統領選へ意欲を見せているカニエの最大の後押しとなるはず」とファンをわくわくさせている。
そんな2人が、アラビア版「VOGUE」最新号の“カニエがキムをインタビューする”という斬新な企画に登場。インタビュアーとしてデビューを飾ったカニエが、キムの本音を引き出したと大きな話題になっているのだ。
まず「弁護士資格に必要な法務学の博士号を金で買おうとしている、というウワサが流れているが」というカニエの質問に、キムは買収を否定した上で「過小評価される中で、期待以上の結果を出すことが、私のやる気になるから」と、そう思われても別に構わないと回答。「いい人になろうと頑張っている。過去の過ちをいい経験として捉えて……そこから学び、成長して前に進むの」と、ポジティブに発言した。
常にメディアに追いかけられ、スポットライトを浴びる生活については、「最悪だった時期さえも世間に見せたことを、後悔はしていない。見ている人たちがつらい状況に立たされた時に、苦しんでいるのは自分だけじゃないと思ってもらえるから。実際にたくさんの人から、『苦しい時に孤独に陥らなかったのは、あなたのおかげ』と言われるのよ」「発言力を持つ(立場になった)ことはすごく気に入っているし、与えられた(SNS)プラットフォームにも感謝している」と答え、「もう少しだけプライバシーが欲しい」こと以外に、不満はないと明かした。