ジャニーズJr.・なにわ男子、『24時間テレビ』整理券めぐり「舐めんな」とファン憤怒
8月24日~25日にかけて放送され、嵐がメインパーソナリティーを務めたチャリティー特番『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)。ジャニーズJr.内ユニット・なにわ男子は大阪・読売テレビ(ytv)のスペシャルサポーターを務めたが、24日は彼らを目当てに駆けつけたファンが集結し、現場が大混乱に陥ったという。想定を超える人数がやって来たことから、整理券を配布する前に突如“じゃんけん大会”が行われたことなどについて、主催者側の準備不足を責める声が相次いでいる。
『24時間テレビ』放送初日の24日、読売テレビ新社屋のステージではいくつかの催しを実施。午後2時台の事前番組や、番組が始まる直前の午後6時20分からは「24時間テレビスタート ~新社屋より生放送~」と題したイベントが組まれ、「安全対策のため」として事前に整理券の配布を告知。待機列作成や配布開始の時刻もHPにてアナウンスしていた。また、放送中は募金ブースになにわ男子メンバーが登場する可能性もあるだけに、多くのジャニーズファンが殺到したという。
「現場にいたファンの書き込みによれば、集合時間になった時点ですでに1,000人規模のファンが集まっていたため、主催者側も困惑していたそうです。整理券を配る上で人数を減らす目的だったのか、スタッフとファンによる『じゃんけん大会』が突如始まったといいます。しかし、この判断について、居合わせたファンの間では『大人数でのじゃんけんは無理がある』と、ため息が漏れていた様子。ネット上には、脚立かなにかに乗ったスタッフがファンとじゃんけんしている動画が投稿されていますが、周囲で『意味わからない』『急にじゃんけん大会始めるな』とファンのボヤき声が入っています。すると、スタッフはじゃんけんを途中でやめて、『白紙を混ぜて整理券を配る』という抽選制を導入。さらにその後、『もう整理券はありません』と告げ、配りきれなかったファンに解散を促したとのことです」(ジャニーズに詳しい記者)
スタッフへ暴言を吐くファンも現れるなど、新社屋周辺はただならぬ雰囲気に包まれていたようだ。さらに、騒ぎが大きくなったためか、現場スタッフは「人が押し寄せて危険」と説明しつつ、「なにわ男子の募金ブースへの登場はなくなった」とファンに伝えたという。
すると、ネット上では「マナーの悪いファンのせい」でなにわ男子の登場が取り消されたといった情報が広まり、これらのトラブルを目の当たりにしていたファンからは「募金ブース登場が中止になったのは、単純に人が多すぎたから」「予想以上に人が来て『整備できない』ってアナウンスがあった。観覧の整理券、募金列の誘導の仕方など運営側にも問題があった」「読売テレビ、なにわ男子の人気を舐めてたね。前で人がなぎ倒されてて、危険だった……」と、ファンのマナーが問題ではないとする声が上がることに。
そして、読売テレビ側はHPや「読売テレビ番宣担当」のTwitterアカウントにて、翌25日に予定していたステージコンテンツの整理券配布を午前6時からの「先着」にすると発表。24日の整理券配布時に想像を上回る来場者が訪れ、「イベントスペースの都合上スムーズな運営を行う事が難しいと判断」し、協議した結果だと記した。併せて、募金会場の1つである大阪・天王寺の超高層ビル「あべのハルカス」へのなにわ男子の登場も中止にすると報告。「楽しみにしていただいていた皆様、ならびに8月24日(土)にご来場いただいていた皆様には多大なご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ございませんでした」と、謝罪した。
「この発表が行われたのは25日午前1~3時台と、すでにイベント当日を迎えていたため『夜中の1時に配布時間変更と言われても。先着順にされるなら、せめて抽選にしてほしかった』『Twitterの情報活用が遅すぎる。24日の整理券配布前からもっと発信してほしかった』『遠くに住んでる人もいる。変更の発表が遅いのに、集合時間早すぎ。ジャニーズ舐めるな』と、わずかに苦情が寄せられていました。いずれにせよ、読売テレビ側の対策が不十分だったことは否めません。整理券を現場で配るよりも、『あらかじめ抽選しておくのがよかったね』『前もってネット抽選にしておけば何人くらい来るのかもわかったのでは』と、ファンは指摘しています」(同)
次にこうした機会でジャニーズタレントを起用する際は、今回の騒ぎを教訓にし、適切な対応をとってもらいたいものだ。