『24時間テレビ』ランナー発表狂騒曲! 「チャリティーの意義をよそに」日テレ関係者が内幕語る
夏の恒例特番『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)が、本日8月24日から放送される。今年のチャリティマラソンは、4人のランナーによる“駅伝”形式で、すでに、いとうあさこ、ガンバレルーヤ・よしこ、ハリセンボン・近藤春菜の3人が発表されており、最後の1人に関しては、放送当日に明かされるという。サプライズ要素のある大掛かりな企画となったが、メディアや世間の反応は「イマイチとしか言いようがない」(日テレ関係者)との指摘もある。
近年のチャリティーマラソンをめぐっては、ネット上での“ランナー予想”が過熱傾向にあった。きっかけとなったのは、「放送当日ランナーが発表され、当人も“その場で知らされる”という触れ込みだった2017年の放送」(同)だという。
「実際はブルゾンちえみが走ったのですが、ランナーは出演者の中から当日発表されるとあって、雨上がり決死隊・宮迫博之や水卜麻美アナらも、マラソンに向けての『事前トレーニング』を受けていました。各メディアではランナーの予想記事が乱発され、『アンジャッシュ・渡部建に内定した』という報道もありましたね」(同)
メディアを騙すには「まず味方から」ということだったのか、局内でもランナーが誰なのかを知っている人間はごくわずかだったそうだ。
「特にネットメディアが連日のように予想記事を大量配信してくれたおかげで、日テレ内では『過去最大級の宣伝効果』と言われていました。しかし、チャリティーマラソンの意義をよそに、ランナー予想でむやみに世間の関心を煽ることに、局員も疑問を抱いた部分があったのか、昨年に関してはごくあっさりと、ランナーはANZEN漫才・みやぞんであると発表されました」(同)
みやぞんに関しては、事前に「東京スポーツ」がランナーであるとスクープしていたため、ほかのマスコミ関係者の間では「発表されても、肩透かしといった印象」(同)などと言われていたそうだ。
「実際のところ、昨年はランナーの選考が非常に難航していて、目星をつけていた梅沢富美男ら、複数の芸能人からNGを出されていたんです。みやぞんが決まったのは、デッドラインのギリギリで、とても前年のような“お祭り騒ぎ”をやっている場合ではなかったといいます」(スポーツ紙記者)
そして今回はといえば、時間差での発表という点では、「過去最大のもったいぶり」と言っても過言ではないだろう。世間的には、「そこまで期待されていない様子」(同)との声もあるが、そんな空気感の中で発表される最後の1人は誰なのだろうか。