「無印良品」のファイルが正解! 調味料・食品の“ムダなし”簡単収納テクニック
[参考]実験した「調味料の詰替」について
食品ストックの多い家ほど、粉モノが袋から散らかっているケースが目立ちます。そして、そんな家ほどゴキブリの糞があります。飛び散りでゴキブリを呼んでしまわないよう、防止するには「調味料の詰替」がオススメ。ただし、その家の定番調味料に限ります。
例えば、毎日使う調味料(オイル、醤油など)や、週に2〜3度使う乾物類(ゴマ、唐辛子など)、粉類(片栗粉、出汁など)は詰め替えが便利です。1L以上のボトル調味料も、手のひらサイズに詰替えると調理の時短になります。逆にオススメできないのが、イレギュラー品、開封後の賞味期限が短い、遮光袋のもの、粘度が高い調味料です。詰め替えることで空気の侵入が増え、カビが生えやすくなったりします。
小さな食品は「100均のウォールポケット」で棚裏に!
小さな袋モノや中途半端な量の食品(ふりかけ、ハーブ類、ティーバック、スープの素など)も埋もれがちです。食品庫の片付けをしていると、これらの食品が賞味期限切れになっています。食品ロスを防ぐためにも、扉裏を活用して「目で見える収納」を心がけましょう!
[まとめ]
Kさん、解決案はいかがでしたか? 3段目と4段目を含めると、4枚の「棚増し」が実現できそうです。空間を区切ることで、キッチンの作業効率と食品管理がアップデートできます。ぜひ「棚増し」から改善してみてください。これで、家族みんなが迷わず出し入れできると思います。
――「お片付けSOS相談」は次回、9月2日(月)に更新!
<プロフィール>
伊藤まき(ito maki)
収納ライター・兼・整理収納アドバイザー1級。おがくず工場に生まれ、ホテル清掃員、国鉄系レストランの厨房、内装会社、デパートの搬入搬出など“家事の土台”を極めた生活を経て、出版社入社ののち独立、現在に至る。モノを手放すほど「幸運」が舞い込むジンクスを何度も体感! 貧乏神と決別した実体験をもって、整理収納の威力をお伝えします。
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