環境問題に熱心なヘンリー王子&メーガン妃、プライベートジェット移動でアンチが猛攻撃!
インスタグラムで「地球温暖化に対して行動を起こそう」と呼びかける写真を投稿するなど、環境問題に熱心に取り組んでいることで知られる、英国王室のヘンリー王子とメーガン妃。そんなエコな2人が、今月、大量の二酸化炭素を排出するプライベートジェット機で高級リゾート地に飛び、バカンスを楽しんでいることが判明した。メーガン妃の誕生日祝いを兼ねた旅行だと伝えられ、メーガン妃バッシングが巻き起こっている。
英紙「ザ・サン」によると、2人は生後3カ月のアーチー王子を抱っこしたままプライベートジェットに乗り込み、8月6日~12日にスペインのイビサ島に滞在。いったんイギリスに帰国し、14日にまたプライベートジェットでフランスの高級リゾート、ニースに飛んだ。
格安航空会社イージージェットなら232ポンド(約3万円)で行けるのに、2万ポンド(約250万円)を超えるチャーター代を払い、一般的な航空会社のフライト移動と比べて1人当たり7倍もの二酸化炭素が発生するプライベートジェットに乗ったことに、ネット上では「税金を使って、環境に悪いことしてる」「短期間に2度もプライベートジェットでバカンスに繰り出すなんて! 偽善者もいいとこだ!」と非難が殺到している。
実はヘンリー王子はバケーション直前の7月30日に、イタリアのシチリアで開催された環境問題について語る「Google Camp」に出席。米俳優のレオナルド・ディカプリオや歌手ケイティ・ペリーら豪華セレブも出席したのだが、参加者はそろいもそろってプライベートジェットで会場入りし、超豪華ヨットでパーティーをするなど、「エコイベントなのに温室効果ガスを大量にまき散らした」と大きな批判を浴びていた。その直後、メーガン妃とのバケーションにもプライベートジェットを使ったことから、「王子は一体何を考えているのか?」と、より強いバッシングを招く事態になったのだ。
その報道を受け、ニースに邸宅を持つ歌手エルトン・ジョンは19日、「熱心にチャリティに取り組み、目まぐるしい日々を送る2人をねぎらうため、私がニースの邸宅に招待した」「セキュリティの問題から、やむを得ずプライベートジェッットを手配した」と、費用も自分が負担したことを明かした。そのうえ、環境保護に熱心なヘンリー王子のため、プライベートジェットから排出される二酸化炭素量に相当するオフセットを購入し、運用会社を通して環境保護活動に投資する、「カーボンニュートラル」という仕組みを使ったと説明。エルトンは続けて、「ダイアナ妃の早すぎる死を引き起こしたのも、プライバシーを侵害した不必要な過剰報道だった」とメディア批判をし、2人をバッシングする人たちに対して直ちにやめるよう呼びかけた。
プライベートジェットを利用した旅行については海外でも大きく報じられ、アメリカの国民的司会者エレン・デジェネレスも「2人の環境問題に取り組む熱意は本物」「やることなすこと叩くなんて」と、ヘンリー王子たちをかばうツイートを投稿。アメリカ人に対して、バッシングしないように牽制した。