TOKIO・松岡昌宏、ジャニー社長“家族葬”で「なんで俺なんだよ!?」と先輩を驚愕させたワケ
TOKIO・松岡昌宏がパーソナリティを務めるラジオ『TOKIO WALKER』(NACK5)。8月18日の放送は、7月9日に逝去したジャニー喜多川社長の“家族葬”について語られた。
松岡は、放送日である8月18日について「知り合いというか、いろんな人の誕生日が多いんだよ。まあ僕らの先輩、中居正広さんも確か今日ですよ」と中居の名前を皮切りに、元プロ野球選手の清原和博や歌手の吉川晃司、女優の名取裕子などの名を挙げた。
その後、松岡は誕生日の話繋がりで思い出したように「この間、久々にすげえうれしかったんだけど」と前置きし、「別にあえて触れてなかったわけでもないんですけども。まあ、皆さんご存じのとおり、弊社の社長、ジャニー喜多川社長がお亡くなりになって。みんなで葬儀を、“家族葬”という形とらせてもらって」と、ジャニー社長の葬式について言及。松岡は葬式の際、集まった面々でかなりたくさん話をしたと振り返り、近藤真彦の提案で、葬儀に参列したメンバー全員でジャニー社長にまつわる思い出を“リレー形式”で語ったと報告。その際、なんと松岡がトップに指名されたのだそう。
松岡はこの時に話したという逸話を、ラジオでも披露。「僕、13歳の時かな。リハーサルやってる時にですね、大熱を出してですね。40度近く熱出したのかな。その時ね、ジャニーさんがね、俺をバーッと掴んでね、抱えてね。とある病院まで運んでね、救急で診てもらったんだよね」と語った。
その当時13歳だった松岡は、まだ身長が150cm前後しかなかったそうで、「今の俺からしたら、考えられないわけじゃない?」と言いながら、「人様、よそ様のね。子どもたちを預かってるから。『何かあったら(まずい)』っていう気持ちが、やっぱ、あれだったんだろうね」「タクシーとか呼ぶよりも、僕が運んだ方が早いっつって」と、ジャニー社長の行動力に感謝。
松岡はこの話をしたあと、次の語り手に、とある先輩を指名したと明かす。「本当に可愛がってもらい、本当にお世話になった、僕の大好きな大先輩」といい、さらに「私が唯一自慢できたのは、その方と同じ誕生日だったんですよね。だから僕はジャニーズ事務所入る前に、その先輩と同じ誕生日って事をよく誇りにして、『俺、一緒なんだよ』みたいなことを言ってたんですよ」と告白。そんな大好きな先輩とは、元光GENJIの内海光司なのだとか。ちなみに、指名された内海は「なんで俺なんだよ!?」と驚いていたそう。
「本当に素敵な会でしたね。うちは“ファミリー”なんだなってことを思ったね。いい先輩たくさんいて、頼もしい後輩がたくさんいて。うん、その中に自分がいるってことを、非常に誇りに思いました」と、しみじみ語っていた松岡。そして「そういうきっかけを最後、ジャニーさん、作ってくれたのかなって思うと、最後の最後まで『ありがとう』という気持ちでした」と、ジャニー社長へ深く感謝していたのだった。
家族葬という形をとったおかげで、仲間たちとゆっくりジャニー社長を偲ぶことができたと振り返った松岡。“ジャニーズ愛”に溢れる放送回となっていた。
(小沢由衣子)