Travis Japan・宮近が寝起きドッキリに険しい顔、SixTONES後任は7 MEN 侍に【ジャニーズJr.チャンネル週報】
14日に配信されたのは「Snow Man 【ガチオーディション】岩本・ラウール・渡辺・目黒主演ドラマ撮影現場に潜入!」(再生回数は16日時点で32万台)。岩本照、目黒蓮、ラウール、渡辺翔太が主演を務める7月期の深夜ドラマ『簡単なお仕事です。に応募してみた』(日本テレビ系)とのコラボレーション企画だ。撮影場所に阿部亮平、佐久間大介、宮舘涼太が潜入し、現場の裏側をリポートしつつ、3人のドラマ出演をかけたオーディションを開催。スケジュールの都合か、深澤辰哉&向井康二は不在だったが、今回はいつも元気いっぱいの佐久間がムードメーカーになり、場を盛り上げている。
対面シーンでは、主演の4人に低姿勢で接する佐久間。渡辺はドラマのコンセプトにかけて、「ヤバ怖! この人」と引き気味になったほか、「久しぶりに会ってもうるさい」(目黒)「ちょっともう、マジで帰れる?」(渡辺)と、冷たくあしらわれていた。だが、めげない佐久間は「監督にもご挨拶したいな」と切り出し、「監督はめっちゃ怖い」(岩本)と知ると、足をガクガクと震えさせる細かい芸当も披露。見学組の3人は中尾浩之監督にタピオカミルクティーのお土産を持参しており、「ちょっとだけでもいいんで、ドラマの方に出演できたらなぁ~みたいな……」「監督、肩凝ってます?」(佐久間)と、露骨なまでに気を配った。これには、味方であるはずの阿部も「ゴマすりがえぐい」と、ツッコミ。
監督が「どんな役でもいいんですか?」と優しさを見せると、岩本は「オーディションして。3人同時ってのは、ちょっと図々しすぎる。1人だけ(出演できる)」と、説明。すでに台詞も準備済みで、3分の制限時間を使って覚えた後、演技テストを行うという。しかも、台本は難易度が違う3種類を用意。最初に宮舘が紙を手に取り、佐久間と阿部には岩本が渡していた。この台本がなかなか厄介で、佐久間は割りと簡単なタピオカドリンクに関する台詞だった一方、宮舘は「風邪の主な感染経路は、接触感染です。接触感染とは、皮膚や粘膜同士の接触……」といった難しい単語がズラリ。グループイチの秀才・阿部の台本はカワウソにまつわる専門的な用語が中心となっていた。
トップバッターの宮舘は暗記パートに入った瞬間に「えっと……風邪の……風邪のね、風邪の、インフルエンザなんだよね」とつまづき、「風邪」「インフルエンザ」を連発。台詞をかなり要約した末、アドリブの決め台詞も「俺と空気感染しない?」と、フワフワしたオチに。幼稚園から一緒の渡辺は「久しぶりにタジタジしてるダテ様を見ました。貴重な……」と、珍しくテンパった宮舘が新鮮に映ったよう。阿部は記憶力が良いのか、ほぼ完璧にこなした上に、ラストも「君のことを彼女だって思ってるなんて、“カワイイウソ”。未来のお嫁さんだと思ってるよ」と、テーマに沿ったアドリブを入れ込んだ。
佐久間は「エントリー3番何番!」と、「エントリーナンバー・3番」を間違えるなど、緊張ムード。「僕は役者になるために、頑張ってここに来ました。ですので、受からせてください!」とストレートな気持ちをぶつけ、やや台詞を簡略化するも、宮舘ほど突っかかることなく終了した。決め台詞は「君のお婿さん候補に応募してみた」とドラマのタイトルに合わせ、評価は高いとみられたが……。なんと、佐久間はあっさり落選し、阿部と宮舘の2人が残った。極めつけは、結局のところ1人に絞りきれず、“じゃんけん”で勝敗を決めるという。
佐久間といえば、最初の処刑が定番化している人狼ゲーム回をはじめ、グループ内で随一のイジられキャラだ。とはいえ、筆者としては台詞のニュアンスは宮舘より佐久間のが言えていたように感じただけに、一生懸命演じた佐久間が少々可哀想に思えてきた(しかも最終ジャッジが演技ではなく、まさかの運!)。そして、じゃんけんで勝った阿部がドラマ出演権を獲得。佐久間は窓際に座っていじけてしまい、「待ってくれよ! 敗因はなんですか!」と、食い下がった。「いい言い方したら、俺らより佐久間に目がいっちゃう」(岩本)「主役感が強すぎた」(ラウール)とフォローされ、「うれしい!」と、ひとまず納得。
その一方、オーディション結果についてコメント欄やTwitter上では、いつも損な役回りの佐久間に同情の声が続出。「ファンのためにも、佐久間さんのご褒美企画をお願いします」「何でさっくんだけ決勝のじゃんけんに参加できなかったのか……3人仲よくじゃんけんじゃダメだったのかな」「さっくん、おいしいキャラだけど、今後もああいうオーディションで落とされるのは絶対イヤ」「人狼然り、オーディションの然り、佐久間くんの扱いに心が苦しくなる。周りのみんなも愛を持ってイジってるのはわかってるんだけど……」と、否定的な感想が見受けられた。
しかし、一部ファンの間では“佐久間はもともと選ばれない予定だった”説も浮上。というのも、ドラマのオープニングに出てくる「バーチャルYouTuber」(別名VTuber)が、佐久間の声を加工しているのではないかと、疑っているからだ。今回の事態を受け、「Vtuberが佐久間くんだから、真っ先にオーディション落ちた?」「謎のVtuberがさっくんなら、すのチューブで選ばれないはずだね」「オーディションの台本を渡す岩本くん、わざと短い方を佐久間くんに渡してるから、そこらへんは仕組まれた話だったのかな。佐久間くんがVtuber役だったらマジで最高」と、深読みしていた。
中には「さっくんがVtuberじゃなかったら、ひたすら可哀想。不憫キャラにしてもやり過ぎ」との指摘も。果たして、一部ファンの予想は当たっているのだろうか? また、阿部は5話(19日放送)にどんな形で映り込むのか、期待が高まる。
(中村チズ子)