元ももクロ・有安杏果、ソロライブで「空席祭り」化阻止? Zepp1階席に突然「椅子設置」のワケ
元ももいろクローバーZ・有安杏果のソロツアー『Pop Step Zeppツアー2019』が、8月14日に千秋楽を迎える。ツアーの発表に先駆け、一部週刊誌に25歳年上の精神科医との交際を報じられたことで、世間を騒がせていたことは記憶に新しいが、今回のツアーでは深刻な“ファン離れ”が見て取れていたようだ。
ツアーは7月より、全国のライブ施設「Zepp」での公演が行われている。しかし、とある公演を訪れたファンからは、こんな“異変”が報告されていた。
「1階のスタンディングを購入したものの、当日会場を訪れると、予告もなく椅子が設けられていたというものです。Zeppのキャパシティは2,000人前後ですが、1階に椅子が用意されるのは、決まって“集客が厳しい時”のようです。客入りが少ない状況でライブが始まり、観客がステージ寄りに密集した際、会場がガラガラに見えてしまうことを防ぐための措置なんです」(制作会社スタッフ)
突然、椅子を設置したのは、“空席祭り”化を防ぐための措置だったようだ。なお、2階の指定席はスタンディングよりも割高の価格設定だったが、その後公式サイトでは、公平にするためなのか、指定席購入者にはキャッシュバックを行うと発表している。
「ファンの中には、本当はステージに近い1階で見たかったものの、体力面などの問題から、2階の指定席を選んだ人もいるようで、『1階にも椅子が設けられるんだったら、そちらを購入していた』『抽選からやり直してほしい』という苦情も。東京では追加公演も発表されており、こちらでは1階に椅子は設けられないといいますが、地方での集客にはやや苦戦しているということが露呈してしまいました」(同)
有安は今年2月に「フライデー」(講談社)報道で、かかりつけだった25歳年上の精神科医との交際をスクープされている。
「有安は同誌の発売前に、自ら交際宣言をしましたが、『自分の口から報告したかった』という説明には、ファンも疑問を抱いたようで、『しらじらしい言い訳』などと大炎上。昨年のももクロ脱退に関しても、この医師が関与していたとする証拠も次々と明るみに出て、大きなファン離れへとつながりました」(週刊誌記者)
有安は6月配信のニュースサイト「THE PAGE」インタビューでグループ在籍時を振り返り、「グループとしての活動は衣装もセトリもグッズもライブの構成も大人が用意して、自分たちは演じるだけ」と発言。ももクロ時代の活動を否定するような言葉だけに、ネット上では批判を浴びていたものだが、記事の配信日がツアー開始前というタイミングだけに、“炎上商法”とも言われていた。しかし、地方での集客を見る限り、それが商法だとしたら、完全に失敗したと見ていいだろう。