マツコ、本当の「NG指定」は飯島三智氏!? 元SMAP・稲垣吾郎と「共演拒否」疑惑の内幕
レギュラー出演するワイドショー『5時に夢中!』(TOKYO MX)のキャスティングをめぐって、元SMAP・稲垣吾郎との共演に“NGを出した”という疑いが持たれているマツコ・デラックス。本人は「週刊文春」(文藝春秋、8月8日号)の直撃に対し、「一方的に私が妨害したみたいに書かないでよ」としつつも、稲垣だけでなく、草なぎ剛、香取慎吾に関して「あの三人はSMAPにいたからこそチヤホヤされていた」などと、“辛口評価”を下していた。マツコは、『5時に夢中!』8月5日放送回で、特にこの報道について触れることはなかったが、翌日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)では、「文春」の記事について釈明している。
「文春」によると、2017年10月に、稲垣が『5時に夢中!』にゲストとして登場後、レギュラー出演の話が持ち上がったそうだが、この情報を耳にしたマツコの事務所サイドは「稲垣を出すならマツコは降板する」とMXに申し入れたという。マツコは番組の顔であるため、「MX側は稲垣の起用を断念せざるを得なかった」という。
しかし「文春」ではかなり厳しい口調で、稲垣らに対して批判的な発言を繰り返したマツコだったが、「週女」では態度が一変。本人は同誌記者との電話で、「“圧力”なんてナイと言ったのに、文春の上司が都合いいように書き換えたのよ。ちゃんと話したのに、全然書いてくれない!」と、「文春」への怒りをぶちまけたというが……。
「『都合いいように書き換えた』と訴えながらも、特別『文春』の記事をひっくり返すような発言は、まったくと言っていいほどありません。具体的な訂正箇所もなく、むしろ3人のフォローに徹した内容でした。『文春』記者は当然、直撃した際のやりとりを録音しているはずなので、マツコの『週女』での言い分が正しいかどうか判断できるとは思いますが、揚げ足取り合戦に発展する様子もなく、この件はこれで収束していくとみられています」(同)
「週女」でマツコが主張している、「別に彼らが嫌いなわけじゃない」との言い分については事実だと、関係者はみているようだ。
「マツコが遠ざけたいのは、3人をマネジメントする飯島三智氏でしょう。ここ数年、マツコはジャニーズ事務所・メリー喜多川副社長と交流を深めているといいますが、彼女と反目する飯島氏とは『近づきたくない』というのが本音なのでは。今回の一件で、マツコにとって飯島氏が “NG”の人物であることが明らかになったなという印象です」(芸能プロ関係者)
また、マツコは飯島氏とかつて懇意だったという業界関係者・X氏にも不信感を抱いているという。
「マツコは今回の報道が出たことに関し、『Xと飯島氏が手を組み、自分を陥れようとしているのではないか』と疑っているかもしれませんが、それはまったくの誤解。X氏は確かに、かつて飯島氏にすり寄っていたものの、SMAP分裂騒動で飯島氏の立ち位置が不安視されるようになると、あっさりと対立関係であった藤島ジュリー景子副社長側についたとされています」(同)
今回の報道によって、マツコは大バッシングを受けてもおかしくない状況だったが、どうやらそうはならずに済みそうだ。飯島氏とは距離を置きつつ、しかし3人へのフォローは欠かさなかったマツコの判断は、結果的に正しかったということなのかもしれない。