「宮迫は従っていた状態」!? 蛍原徹、「ピン芸人でも心配ない」と業界関係者が語るワケ
7月19日、振り込め詐欺グループへの“闇営業”問題で、お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之が、所属事務所の吉本興業より“契約解除”されたが、翌日、吉本サイドに伝えることなく、ロンドンブーツ1号2号の田村亮と謝罪会見を開いた。22日、吉本はこれを受け、岡本昭彦社長が記者会見を開き、その席上で宮迫の契約解除を撤回したものの、その後の宮迫と吉本の話し合いは平行線をたどり、結論は先延ばしになっているという。そんな状況のため、現在相方の蛍原徹は、「雨上がり決死隊」の看板を残しながらも、“ピン芸人”としての活動を余儀なくされているが、視聴者からは「ホトちゃんだけで番組を仕切れるか不安」などと、心配の声が上がっている。しかし、一部のテレビ局関係者や吉本関係者からは、「宮迫については不安要素が多いが、蛍原に関してはまるで心配がない」と言われているという。
蛍原が8月5日放送の『痛快!明石家電視台』(MBS系)にゲスト出演した際、司会の明石家さんまから「ホトちゃんも、しゃべれないことがいっぱいある」と気遣われる場面があった。これまで、一連の闇営業トラブルについて言及してこなかった蛍原だが、番組では「街を歩いていると、みんなに『頑張れ』と言われるんですよ」などと当たり障りなく近況を話している。
「コンビで目立っていたのは明らかに宮迫の方で、蛍原はどちらかというと“天然”タイプの芸人。ネタ作りは二人で行っていたようですが、テレビ番組では宮迫の方がトーク量も多く、視聴者からすれば蛍原は“じゃない方芸人”という印象が強いかもしれません。しかし、雨上がりのブレーンは、完全に蛍原です」(芸能プロ関係者)
例えば、テレビ番組出演に際しても、決定権は全て蛍原に委ねられており、宮迫は蛍原の判断に従うだけという状態が長らく続いていたという。
「確認事項があった場合、スタッフが宮迫をスルーして蛍原だけにチェックを求めることは日常茶飯事。一部業界関係者の間では暗黙の了解になっていたそうです。また現在、宮迫のみ事実上の降板となっている『アメトーーク!』(テレビ朝日系)ですが、これまでも蛍原が番組を仕切っていたため、ネット上からは『宮迫がいなくても、意外と違和感なく成り立っている』という書き込みも散見されるようになっています」(同)
とはいえ蛍原は、宮迫がいつでも吉本に戻れるようとの“相方愛”から、「雨上がり決死隊」の名前を守っているのかもしれない。
「宮迫はさんまの事務所で出直すのではないかとウワサされていますが、さんま本人は『明石家電視台』で、『宮迫、ほかを当たってくれるか』と、受け皿になることについて否定的な発言をしています。現状、吉本が契約解除を撤回しているのだから、蛍原のためにも吉本に頭を下げて戻るべきだ、と考えているのかもしれません」(同)
“縁の下の力持ち”として長年寄り添ってきた相方のために、どんな動きをみせるのか。宮迫の一挙一動に注目したい。