宮迫博之、ボランティア活動開始の裏側――吉本と「契約解除か否か」話し合いは決着せず!?
7月に行った、特殊詐欺グループへの闇営業問題に関する謝罪会見以来、表向きの活動を行っていなかった雨上がり決死隊・宮迫博之。8月4日、神奈川県・茅ケ崎で開催された『第8回Hawai’i 湘南フラフェスティバル』に、ボランティアとして参加していたことが、複数のメディアで報じられた。アロハシャツで現地入りしたという宮迫は、振り込め詐欺防止を促す啓発チラシを配り、イベントの撤去作業を手伝うなどし、ステージ上で挨拶もしたという。突然の「ボランティア活動」報道だが、こうした宮迫の動きは今後、さらに多方面で報じられることになるという。
「同日、『デイリー新潮』がこの件を記事にしたため、翌日にはテレビ局や新聞社も主催者に取材を行って、宮迫の様子などを詳報しました。不祥事の“みそぎ”のため、ボランティア活動を開始したとみえますが、吉本興業サイドは宮迫の行動に困惑しているようです」(スポーツ紙記者)
宮迫は7月末、吉本と「契約解除か否か」の話し合いを行っているものの、その結論は先延ばしにされたまま。今回のボランティア活動は、宮迫が独断で行っているものだという。
「宮迫は『しばらく明石家さんまさんの事務所で世話になる』と身の振り方を決めているようで、『すぐにでも吉本に復帰』という考えは捨て去っているものとみられます。本人としては『もう吉本を去っているから』という理由で、独断でボランティア活動を行っても何も問題はないと考えているのでしょうが、いまだに話し合いが続いている以上、当然吉本としては看過できないようです」(テレビ局関係者)
宮迫が吉本サイドの不信感を買ったのは、「最初に『特殊詐欺グループへの闇営業で金銭を受け取っていない』とウソをついたこともそうですが、一言の断りもなく、突然ロンドンブーツ1号2号・田村亮と記者会見を開くなど、コントロールが効かない状態になっていたことが、最も大きいと言われています」(同)という。
「宮迫は今週、『週刊新潮』(新潮社)だけでなく、『週刊文春』(文藝春秋)の取材にも自ら応じているそうで、これらも吉本には話を通していないはず。自らマスコミにネタを“提供”し、世間からの印象を少しでもよくしたいという意図を感じます。宮迫はもはや、吉本とまともにやりとりをする気はさらさらないのではないでしょうか」(同)
具体的な詐欺被害者への償いや、不安にかられる吉本芸人たちに対するフォローは、表向き何も行っていない宮迫。今後は自らマスコミに情報を提供してイメージ回復を図る計画のようだが、吉本との溝は深まるばかりなのかもしれない。