「歯医者のツケで30万」「タダ働きを暴露」金銭“未払い”で騒動起こした芸能人3人
7月30日発売の写真週刊誌「フラッシュ」(光文社)で、タレント・釈由美子の所属事務所・トミーズアーティストカンパニーの倉持賢一社長が、釈への“給料未払い”などを告白。一方で釈は、同日更新したブログに「今回のような報道で世間の皆様をお騒がせしてしまったことを大変遺憾に思います」とつづっており、ネットユーザーからは心配の声が寄せられている。
「倉持社長は『フラッシュ』の取材に対し、事務所の経営難から1年半にわたって釈への給料を支払っていなかったこと、釈が怒って個人事務所を立ち上げたことなどを説明していました。しかし、釈はブログで『記事の内容について誤解を招く間違った内容も多く見られました』と主張。トミーズアーティストカンパニーも同日、公式サイトで改めてコメントを発表しました」(芸能ライター)
事務所側は「『1年半に渡り、弊社がタレント釈由美子に給与を支払っていなかった』という報道がございますが、これは事実と異なります。ただし、数年に渡り本来支払うべき金額を過少に見積もった金額をお支払いしていたことは事実」と訂正。釈の個人事務所設立に関しても、「記事にあるような『ブチ切れ独立』ということでは全くございません」と明言している。
「現在、釈には差額の支払いをしているそうですが、彼女がブログに『本来ならタレントの情報について、注意深く管理しなければならないはずの事務所から、不用意にこのような情報が出されたことに正直困惑しています』と書いていたため、ネット上には『足りない分はちゃんと支払われるみたいでよかったけど、釈は事務所に不信感を持ってるよね』『釈と事務所は良い関係じゃなさそう』『お金のことだし、こんな事務所じゃ心配』といった書き込みが散見されました。結局、7月31日付で契約解除となり、今後は個人事務所で活動するそうです」(同)
2017年6月発売の「女性自身」(同)では、タレント・西山茉希が取材に応じる形で、当時の所属事務所・オフィスエムアンドビーから給料が支払われていなかったことを暴露。その後、西山は同9月にブログで「今後はGrick株式会社に所属となります」と報告した。
「一部では、西山の身勝手な告発が“芸能界のドン”ことバーニングプロダクション・周防郁雄社長の怒りを買っていたことや、結果としてバーニング傘下のGrickへ移籍することで“手打ち”になったとも報じられました。ゴタゴタな状況の中、オフィスエムアンドビーの社長を務めていたI氏が、覚せい剤取締法違反(使用)容疑で逮捕されるという事態も。ネットユーザーは『やっぱり前の事務所に問題があったんだと思う』『いろいろあったみたいだけど、西山は移籍できてよかったね』『西山が一方的に悪い状況じゃなかったことが察せられるな……』などと、総じて同情的でした」(芸能プロ関係者)
逆に、自身の金銭未払いを報じられてしまったのは、俳優・長谷川博己。13年7月の「東京スポーツ」によれば、長谷川はブレーク直前の10年春に歯医者で30万円をツケにしてもらい、「絶対に有名になって、芸能人をたくさん連れてくるよ」と“男の約束”を交わしていたというが……。
「長谷川はその年10月クールの連続ドラマ『セカンドバージン』(NHK)の出演を機にブレークしたものの、3年たっても歯医者のツケは未払いのままだったとか。そこで『東スポ』が事務所に問い合わせると、本人は『すっかり忘れてた』という反応で、歯医者にも電話をかけて『近日中に必ず払いに行きます』と謝罪したそうです。この報道に、ネットユーザーからは『言えば支払ってくれたんだから、歯医者もマスコミにしゃべるより先に本人に連絡すればよかったのに……』と指摘があった一方、『いくら忙しくなったからって、30万円もの未払いを忘れるか?』『お金にだらしないのはイメージダウンだね』といった苦言も寄せられていました」(マスコミ関係者)
金はあとから支払えば解決する場合もあるが、未払い騒動を起こしてしまえば“信用”が失われてしまうのは明白。個人間のやり取りだとしても、細心の注意を払うべきだろう。