暮らし
【アラサー一人暮らし、理想の賃貸物件を探す】
【アラサー一人暮らし、理想の賃貸物件を探す】ミニマリストに大人気の“極狭物件”、「風水的には問題外」!?
2019/08/16 21:00
部屋が狭いゆえ、物理的に「物を増やせない」「物を置けない」という部分だけ見ると、風水的には「良い」と言えます。部屋に置くものは少なければ少ないほど、自分の気が散らない(物が多いと、それぞれに自分の気が分散するため)ので、心地良いのです。極狭物件に住む方が「意外と住みやすい」とおっしゃるのは、これも理由の一つかと思われます。
しかし、場所が狭いと“気の循環”ができないので、運気は回りません。「いつまでも現状維持」という状態が続いてしまうのです。風水的に良い物件とは、広めの部屋で、物が少なく、自分の気がしっかりと循環するスペースがあることが条件となります。
またこの物件は、部屋の形としてベストな“長方形”ではありますが、極端に細長いので、良くはありません。このような部屋は「うなぎの寝床」と呼ばれ、縦と横のバランスが悪く、風水的にはあまりおすすめできないです。物事はすべてバランスが大事であり、偏りがあるとさまざまな問題が起きます。極端に狭い、極端に長い……その状態が、この物件では作られていることになります。
また、トイレに壁や目隠しがなく、むき出しの状態になっていますが、これははっきり言って“問題外”です。ただでさえ狭い空間なので、トイレからの“陰の気”が家全体に回ってしまうだけでなく、体調面でも不安を抱えそうですね。
■「風水のプロ」生田目浩美。(なまため・ひろみ)
1998年より風水師に師事し、風水・九星・祐気採り(吉方位判断)・吉日の選定・手相・姓名判断・家相学などを学ぶ。独立後、恋愛・仕事など、女子たちが持つ多くの悩みに寄り添い、楽しく前向きに生きるコツを伝授する。
物件三銃士の総合評価 6点/15点
次回は……「築年数」古さの限界って、いったい何年? 畳のある物件が意外と高評価なワケ
最終更新:2020/01/29 16:15