【アラサー一人暮らし、理想の賃貸物件を探す】「ロフト付き・メゾネット・管理人常駐」この中で“不要”な条件は?
ロフト自体、もともと人が“寝室”として使う場所ではなく、あくまで“荷物をしまう場所”だと考えてください。人間は、寝ている間にコップ1杯ほどの汗をかくと言われていますが、風水的に「良い家」というのは、第一に「湿気が少ない家」です。邪気は湿気を好むことから、いかにうまく除湿できるかがポイントになってきます。また、寝ている間は「天からの気」を受ける時間と言われていますが、そんな大事な時間に、天井が低い場所で圧迫を感じながら眠るというのも、あまりおすすめできません。この2点を考えてみても、ロフトを寝室にするのはNGと言えます。
では“収納スペース”として使えばよいかと言うと、そうでもありません。ロフトには「使わないもの」を置く可能性が高いと思われますが、気を循環させるためには、こまめな掃除が必要です。これは単に「きれいな場所で生活をすると気持ちがいいから」ということだけでなく、掃除中に家具や家電に触れることで、自分の気が物に入り、循環していくのです。きちんとロフトの掃除ができて、毎日使うものばかり置いてあるというのであれば、収納として利用しても良いですが……。ロフトがある部屋は、風水の視点からは特別おすすめしません。
また、この物件はメゾネットタイプになっており、玄関を入ってすぐの場所に階段が設置されています。玄関は“運気の入り口”と言われていて、ここから気が入って、家の中を循環していきます。そんな場所にいきなり階段があると、良い気が乱れてしまいます。 坂の途中にある家も、風水的にはNGです。平坦な土地に比べて偏りがあり、バランスが取れていないですから、「安定感がない=不安を招きやすい」場所となります。上り坂・下り坂というように、運気の浮き沈みも激しい場所です。
この物件の良いところは、トイレに窓があるところ。トイレは、家の中でも最も“陰の気”が強いところです。窓があることで換気がスムーズにでき、気が循環しやすくなりますし、明るさも取れます。トイレに窓がある物件自体が少ないので、これは高ポイントとなります。
■「風水のプロ」生田目浩美。(なまため・ひろみ)
1998年より風水師に師事し、風水・九星・祐気採り(吉方位判断)・吉日の選定・手相・姓名判断・家相学などを学ぶ。独立後、恋愛・仕事など、女子たちが持つ多くの悩みに寄り添い、楽しく前向きに生きるコツを伝授する。
■物件三銃士の総合評価 6点/15点
次回は……話題の「極狭物件」って、本当に住みやすいの? 風水的に“問題外”なヤバい間取りが登場!