【アラサー一人暮らし、理想の賃貸物件を探す】「コンクリート壁・角部屋・コンビニ徒歩3分」“好条件”に落とし穴が!?
クローゼットが生活スペース(洋室)ではなく、キッチンの奥にありますね。洋服を取り出すのに、毎回キッチンの奥まで行かなければならないのは、大きなストレスになりそうです。風水的に見ても、邪気(悪い気)は“湿気”を好むため、洋服などが保管されるクローゼットが、キッチン、トイレ、バスルームといった水回りに囲まれた場所にあるのは問題です。
できればこうした物件は避けた方が無難ですが、どうしても選びたい場合は、改善策として、クローゼットの“除湿”を心がけてください。次の日に着ていく洋服は前夜のうちに決めてクローゼットから取り出し、洋室にかけて一晩置いておくのも良いでしょう。こうすると、寝ている間に自分の気が洋服にも入るため、運気の流れがスムーズになります。
また本来であれば、水回りに家電を置くのも好ましくありません。家電は「火」のパワーがあり、水回りは文字通り「水」のパワーがあります。「水が火を消す」ことから、家電の故障を引き起こす場合があります。「水の気の方位」と言われる北に家電製品を置いた場合も、同じような象意が出ます。とはいえ、キッチンは電化製品を多く揃える場所でもあり、そうも言っていられません。対策としては、水気が残らないよう、小まめにキッチン周りの水滴を拭くと良いでしょう。
適切な収納の位置としては、やはり洋室内がおすすめです。洋室に収納がない場合、タンスなどを置くことがあるかもしれませんが、その場合に注意することとして、入口の“対角線上”の場所に置くのは避けましょう。ここは“金運アップ”の場所なので、何も物を置かず、常に清潔な状態で保つのがベストです。
そして、この物件一番の特徴である“コンクリートの壁”は、非常に部屋が冷えます。風水的に、冷えは「陰」を意味し、性別で見ると、女性は「陰」男性は「陽」に分類されます。「陰・陽」はバランスが大事なので、女性が部屋を選ぶときは、「陽」の要素をたくさん取り入れると、運気の良い状態が保てます。これを踏まえると、壁がコンクリートで冷えやすい「陰」の部屋は、女性が住むには向きません。
さらにこの物件の場合、洋室の形が斜めに切られており、風水的にあまり良い形とは言えません。間取りに鋭角な部分ができるため、いつも刃物を向けられている状態、つまり、安心できない状況が生まれます。物件の形は“長方形”がベストです。欠けている部分がないため、どの運も網羅でき、運気が安定します。
■「風水のプロ」生田目浩美。(なまため・ひろみ)
1998年より風水師に師事し、風水・九星・祐気採り(吉方位判断)・吉日の選定・手相・姓名判断・家相学などを学ぶ。独立後、恋愛・仕事など、女子たちが持つ多くの悩みに寄り添い、楽しく前向きに生きるコツを伝授する。
物件三銃士の総合評価 10点/15点
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