アーミー・ハマーの“息子とのほほ笑ましい動画”が、「小児性愛者を刺激する」「汚い!」と大炎上
イベントに引っ張りだことなっているビヨンセの娘ブルー・アイビーや、ファッションショーのモデルを務めるキム・カーダシアンの娘ノースら、親に引けを取らないほど注目を集めているセレブキッズ。生まれたときから親のSNSに登場し、リアルタイムで成長を感じられることから、熱心なファンでなくてもセレブキッズを気に掛ける人は多い。そんな中で度々問題視にされるのが、父親である男性セレブによる過剰スキンシップだ。
6月末には、元プロサッカー選手のデヴィッド・ベッカムが、もうすぐ8歳になる娘と「恋人のように唇チューする姿」をパパラッチされ、「またやってる!」「近親相姦みたいでキモい」と大バッシングされた。人気アメフト選手トム・ブレイディはドキュメンタリー番組で、11歳の息子と数秒にわたりキスする姿を取り上げられ、「これは犯罪でしょ」と大炎上。一昔前は、俳優ウィル・スミスが、レッドカーペットなどで嫌がる息子ジェイデンに力づくでキスし、「性虐待だ」と責められた。
このように父子のスキンシップに敏感な欧米人だが、『ソーシャル・ネットワーク』(10)『ローン・レンジャー』(13)『コードネーム U.N.C.L.E.』(15)などの作品で知られる俳優アーミー・ハマーが先週末にSNSに投稿した動画に、びっくり仰天。「ぞっとする」「あまりにも不快すぎて最後まで見られない」と、ネット上を騒然とさせている。
問題の動画は、27日に自身のインスタグラムのストーリーに投稿されたもの。2歳の息子フォードが、ベッドに横たわるアーミーの左足を両手で持ち、足の親指と人さし指を口の中に入れている。真剣な表情で味わうようにアーミーの親指をしゃぶっているフォードを、誰も止めようとしない。撮影しているのは、フォードの母親である女優エリザベス・チェンバーズのようで「これ、普通じゃないわ」とおもしろがる彼女の声が入っている。しばらくすると、満足したのかフォードはしゃぶるのをやめて、「キャッキャッ!」と声を出して笑い、最後にほほ笑むアーミーの顔が映し出される。
動画には、「少なくとも7分間は続いていたよね……」という説明と、「#footfetishonfleek(完璧に足フェチ)」というハッシュタグが貼られており、アーミーとエリザベスは「ほほ笑ましい父子のスキンシップ」と思っていた様子だ。
しかし、動画を見たほとんどの人は違和感を覚えたようで、ツイッターなどで拡散され、「7分もの間、足の指をしゃぶらせていたのか!」「普通『汚いよ』と注意してやめさせるよね」「アーミーもしゃぶられて気持ち良さそうにしている。これって、ある意味、性虐待では!?」と、アーミーとエリザベスへの非難が強まっている。
アーミーの名前がツイッターのトレンド入りするほどの騒ぎとなり、辛口ゴシップライターのペレス・ヒルトンは、自身のインスタグラムに問題の動画を掲載。「これって不適切? それともおもしろい? みんなの意見を聞かせて!」と呼びかけた。
このペレスの投稿に、それまで騒動に耐えてきたエリザベスの堪忍袋の緒が切れたようで、「7分間もしゃぶってるわけないでしょ。実際には5秒くらいだったの」と反論コメントを投稿。「うちの息子は人の足で遊ぶのが好きなの。今、この時期だけのおもしろい行動で、家族でシェアするために撮影したの」「アーミーがこの動画をインスタグラムでシェアしたことは、最悪の判断だったわね」と吐き捨て、「でもこれだけは断言できる。私たちは子どもたちの安全と健康を何よりも優先しているって」と言い放った。
その後、エリザベスはこの自分のコメントを削除。騒ぎを無視することで事態の沈静化を図ろうとしているようだが、「足フェチを興奮させそうな動画」「これを見て、フェラチオを連想する小児性愛者は多いはず」とバッシングはやまず、「あまりにも下品で、アーミーにはがっかり」と、いまだ炎上は続いている。