ジャニーズ新社長、ジュリー氏をめぐる3人の男――東山紀之、近藤真彦そして“元夫”
ちなみに、ジュリー氏が04年に結婚した一般男性・T氏は、藤島家に婿入りし、06年には嵐らを擁するレコード会社「ジェイ・ストーム」の取締役、さらにはグループ会社「アートバンク」の代表取締役に就任するが、2年後の08年にはどちらの役職からも、その名前が消えている。
「T氏は長い海外歴から英語はペラペラ。一部では高級外車やクルーザーをボンボン購入する放蕩ぶりも報じられましたが、実際はそこまで無茶苦茶な人物ではなく、ジュリーさんとの夫婦仲も悪くなかったといいます。しかし、メリーさんはT氏の仕事ぶりをまったく評価しなかった。事実上の追放だったと伝わっています。結局、09年にはジュリーさっmとの離婚が成立していますから、結婚生活は5年もなかったようですね」(同前)
こう見ていくと、ジュリー氏の人生は母・メリー氏によってコントロールされ続けてきたように思えてくる。
「かつてジュリーさんは、『家にいるのが何より嫌い。じっとしていられない性格なんです』と取材に答えていたほどの行動派で、一方のメリーさんも放任主義の母親であったといわれているんです。ガチガチにコントロールしていたとは考えがたい。しかしながら、結果的には母の望むような人生を選んでいる。メリーさんは、そんなジュリーさんが今もかわいくて心配で仕方がないのです。とても親離れ、子離れができているとは思えませんね」(大手芸能プロ幹部)
ジャニー氏は、87歳で人生の幕を閉じたが、メリーもすでに92歳。頼りになる叔父、実母がいなくなったとき、果たしてジャニーズの巨大なパワーを御せるだけの胆力はジュリー氏に備わっているのだろうか。
(渡邊孝浩)
関連記事
・ジャニーズ事務所・ジュリー氏、6歳からの“後継者”の歩み――知られざるメリー氏英才教育
・ジュリー新社長、メリー氏&飯島氏と“真逆”の人物像――「礼儀正しく穏やか」「仕事しやすい」の評
・ジャニーズ、ジュリー副社長の弱点は「正論が通じること」――不祥事タレントめぐるテレビ出演の変化とは