ジャニー社長「お別れ会」は2部制? 元SMAPらの参加は「メリー氏&ジュリー氏」の判断次第か
7月9日、解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血のために死去したジャニーズ事務所社長・ジャニー喜多川氏。その「お別れの会」が、一部業界関係者やファンの間で物議を醸しているという。詳細については未発表であるものの、12日に行われた「家族葬」に参加しなかった元ジャニーズタレントたちが、「お別れ会」に姿を見せるのかという点に注目が集まっているようだ。
12日に行われた「家族葬」には、ジャニーズ事務所が「所属タレントやジャニーズJr.のみ参列」と公表した通り、外部の関係者や元所属タレントは一切参加しなかった。また、今後予定している「お別れ会」に関して、事務所はすでに「これまでお世話になりました皆様にはお別れいただく機会をご用意する予定にしております」と発表しており、生前ジャニー氏と交流のあった大勢の芸能関係者が招待されるものとみられる。
「現時点で、お別れの会は2部制、あるいは2つの会場でそれぞれ行う形で調整が進められているようです。一つはファンなど誰もが参加できる“一般参加者向け”、もう一つは、タレントから裏方、マスコミ陣などの“関係者向け”です」(テレビ局関係者)
一般参加者向けの会は「アリーナあるいはドームクラスの会場で行われる可能性も」(同)といい、一方、関係者向けの会については、多くのグループが公演を行った“ジャニーズの聖地”ともいうべき会場が使用される予定だという。
「関係者向けの会に関しては、メリー喜多川副社長と藤島ジュリー景子副社長が取り仕切るため、参加者の選定に偏りが発生することは間違いないでしょう。元SMAPの3人をはじめ、トラブルや事件を起こして退所したメンバーは、彼女たちから“敬遠”されているため、誰一人として招待されない可能性もあります」(同)
元KAT-TUNの田中聖やジャニーズJr.ユニット・Love‐tuneメンバーなど、近年だけでも「円満退所」ではなかった者は数多く存在する。
「彼らが一般参加者向けの会を訪れた場合、会場がパニックになることは必至ですし、現実問題、難しいのではないでしょうか。となると、関係者向けの会に参加が許されなければ、彼らがジャニーさんと『最後のお別れ』をする機会はなくなってしまいます」(同)
ジャニー氏にお世話になった全ての人間、そして彼らのファンが納得する「お別れの会」は、開催できるのだろうか。