唐沢寿明『ボイス 110緊急指令室』初回12.6%も、「グロい」「真木よう子が棒演技」と批判
唐沢寿明が主演を務める土曜ドラマ『ボイス 110緊急指令室』(日本テレビ系)が7月13日にスタートし、初回平均視聴率12.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。好発進となり、ネット上では「面白い」「これから見るのが楽しみ」といった声も出ているが、逆に不満の声も上がっているようだ。
同ドラマは、韓国ドラマ『ボイス~112の奇跡~』のリメーク版で、妻を殺された敏腕刑事(唐沢)と、同じ男に父親を殺された声紋分析官(真木よう子)がタッグを組み、さまざまな事件を解決しながら、各々の家族を殺害した真犯人を追うというサスペンスドラマ。
「初回は、唐沢演じる樋口彰吾の妻・未希(菊池桃子)が惨殺されるというショッキングなシーンから始まり、最後も若い女性が男からひどい暴行を受けるなど、暴力的なシーンが続きました。そのため、ネット上では『グロイし、怖い』『韓国ドラマって、なんでこんなに暴力的なの』といった声が上がり『リメークするなら、演出を変えてほしかった』といった不満も見受けられました」(芸能ライター)
一方、真木については「ミスキャスト」との指摘が続出している。
「真木は、被害者と対話を行い、周りの音などからプロファイルをしていく新設の捜査チーム・ECUの声紋分析官の役を演じています。しかし、真木の地声が低いことから、ネット上では『なんて言ってるのか、まったくわからない』『全然聞き取れないんだけど』『完全にミスキャスト』など、批判が噴出。そのうえ、演技力についても『いつ見ても棒演技だな』『真木の演技がヘタなせいで全てが台無し』と辛らつな声も多く出ています」(同)
初回で高視聴率を獲得したものの、内容やキャスティングで物議を醸した『ボイス』。業界関係者の間では、2016年、同じく日テレ系土曜ドラマとして放送された唐沢主演の『ラストコップ』を引き合いに出し、「先が思いやられる」と指摘されているようだ。
「『ラストコップ』は、全平均視聴率が8.3%、17年公開の劇場版『LAST COP THE MOVIE』も初登場7位と大コケ。人気俳優の窪田正孝とのタッグでしたが、思ったほど盛り上がらなかったという経緯があり、業界内では『ボイス』はその二の舞になるのではないかと、危惧されているようです。初回視聴率の数字は文句なしではあるものの、油断はできません」(芸能誌編集者)
好スタートを切った『ボイス 110緊急指令室』が勢いを失わないことを祈りたいが……。