『音楽の日』でジャニーズ派閥問題「完全解消」!? 中居正広と嵐の共演に「歴史的な日」
本日7月13日放送の大型音楽特番『音楽の日』(TBS系)で、ついに中居正広と嵐の“共演”が実現する――。
かつてジャニーズに所属するタレントたちは、嵐を筆頭とする藤島ジュリー景子副社長の担当タレントと、SMAPのチーフマネジャーだった飯島三智氏の担当タレントとで区分けされており、『NHK紅白歌合戦』(NHK)などの一部大型音楽特番以外では、共演する機会がないに等しかったことから、ファンの間では“派閥問題”として取り沙汰されていた。飯島氏が2016年に退社してからは、この問題も解消したように見えたが、これまで嵐と中居は共演の機会はなし。それがいよいよ実現するとあって、先ごろから両者のファンを中心に、大きな話題を呼んでいるのだ。番組内では、9日に逝去したジャニー喜多川社長を取り上げるシーンも予想されるだけに、ファンのみならず一部業界関係者も放送内容に注目しているという。
『音楽の日』は2011年にスタートした夏の大型音楽特番で、毎年、中居とTBS・安住紳一郎アナウンサーがMCを務めている。第1回に出演したジャニーズグループは、SMAPとKis-My-Ft2、KinKi Kidsの3グループだった。
「当時、SMAPとKis-My-Ft2は飯島氏担当のグループで、KinKi Kidsはジャニー社長の管轄下にあるユニットでした。つまりジュリー氏側のグループは1組も出演していなかったのです。一方、13年スタートの『THE MUSIC DAY』(日本テレビ系)は嵐の櫻井翔がMCを担当し、こちらはジュリー氏が手がけるグループ“のみ”の出演が続きました」(スポーツ紙記者)
飯島氏がジャニーズを去った後は、『音楽の日』にもジュリー派のNEWS、Hey!Say!JUMPなどのグループが次々と出演。また、16年末にSMAPが解散してからは、中居と木村拓哉が嵐と共演する機会も出てくるだろうと言われるように。実際に、木村と嵐・二宮和也は、18年公開の映画『検察側の罪人』で共演したが、中居と嵐は共演がかなわずにいた。
「嵐の『音楽の日』への初出演が決まったのは、2020年いっぱいで活動休止を予定しているからでしょう。6月には、同じくこれまで出演していなかった『テレ東音楽祭』(テレビ東京系)にも出演しましたし、グループやマネジメント側はファンのために露出を増やそうと、力を入れている状況なんです」(同)
そして放送の4日前に飛び込んだのは、ジャニー氏の訃報だった。多くのジャニーズ所属タレントがお悔やみのコメントを発表する中、中居は12日時点まで沈黙を貫いている。
「『音楽の日』には多くのジャニーズグループが出演するので、ジャニー氏追悼のコーナーが何らかの形で設けられる可能性はあるでしょう。そこで中居も、ジャニー氏に関して発言をするかもしれません。さらに、嵐との共演もあることから、この日は“歴史的な日”となるはずです」(テレビ局関係者)
長らく続いた共演NGが完全解消される瞬間、果たして両者はどのようなシーンを見せてくれるのだろうか。