ジャニーズWEST・中間淳太、カンニング竹山、スーマラ・武智……発言が「女性蔑視」とバッシング!
昨今ネットを中心に、メディアの表現が「女性蔑視」だと炎上する例が後を絶たないが、芸能人の中にも発言内容が物議を醸した者も少なくない。ジャニーズWEST・中間淳太がその一人だ。
19年6月27日、中間がメンバーの桐山照史と共にレギュラーを務めるラジオ番組『ジャニーズWEST桐山照史と中間淳太のレコメン!』(文化放送)に出演した際のこと。リスナーから寄せられた男女の気になる言動を紹介するコーナー「オテンキのりPresents! バカ男とタワ女」内で、同じくパーソナリティーを担当するお笑いトリオ・オテンキのノリが「一例」として、「すぐ『女性だから私は不利』とかいうわりに得意なものが一つもない女子」を挙げると、中間も「これはでも多いよなあ!」と同調した。
さらに桐山が「女性差別をなくそうとかね」と発言すると、中間は同意しつつ「だったら映画館のレディースデーなくせって思うしさ、学校の体力測定とかも男子と同じ条件でやれって思わへん? なんか都合がいいわ」と持論を展開。その後、ノリに「(女性)かわいいからいいじゃない」となだめられると、中間は「かわいい子はええで」とコメントしたのだ。
「一連のやりとりに、ネットユーザーからは『女性ファンに支えられているんだから、思ってても言うな』『無知で思慮に欠けるバカの発言』『普段から思っていることが、ポロっと出ちゃったんだね……』という批判が噴出しました」(芸能ライター)
また、6月9日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演したカンニング竹山の発言も問題視されている。
番組では、視聴者からの投稿で、「焼肉店では自分で焼くべきか、店員に任せてもいいか」という議題が上がり、竹山は「(迷うなんて)バカだよコイツ」「焼肉屋行って焼くのが面倒くさいと言い出したらもう終わりですよ」と発言。続いて、「カニの身をむく」という話題にスライドすると、共演者からは「(店や宿の)おばちゃんにやってほしい」という意見が続出し、竹山は「そんなババアが触ったカニ食いたくないんですよ」「オバハンが触って取るんでしょ? やめてくれ」「オバハンがダメなんです」など暴言を連発。司会のダウンタウン・松本人志から「お前、なかなか差別エグいな」とツッコまれる一幕があった。
「竹山の発言に、ネット上からは、『ご意見番気取りをやめて、芸人の仕事だけやってろ』『“オバハン”も仕事でやってるから!』『潔癖症は仕方ないにしても、“オバハン”という単語を出す必要はない』と非難の声ばかりが寄せられました」(同)
さらに、お笑いコンビ・スーパーマラドーナの武智も、『M‐1グランプリ』をめぐる発言でネットユーザーのバッシングを呼んだ。
18年12月2日に開催された『M‐1グランプリ2018』の決勝戦後、武智は自身のインスタグラムで居酒屋と思われる室内からライブ配信。17年の同大会でグランプリに輝いたとろサーモン・久保田かずのぶも同席しており、久保田は「酔ってるのを理由にして言いますけど、そろそろやめてください。自分目線の感情だけで審査しないでください」「お前だよ。わかるよな。一番右側のな。クソが!」などと、審査員を務める上沼恵美子へ暴言を吐き、さらに武智も「右のオバハンや。右のオバハンにはみんなうんざりですよ」「『嫌いです』って言われたら、更年期障害かって思いますよね」と発言した。
「その2日後、二人はそれぞれのTwitterで謝罪したものの、ネットユーザーからは、『更年期障害でつらい思いをしている人は、いっぱいいる』『自分たちの暴言をお酒のせいにするな』『女性全体への侮辱。上沼さんにはあまりにも無礼すぎる』と猛バッシングされました」(同)
当人たちは軽い気持ちで発言したのかもしれないが、問題は根深い。これを機に社会全体の意識を変えていく必要があるのかもしれない。
(立花はるか)