しいちゃんの芸能解説講座【裏】

山田邦子「フリーで心機一転」独立、なだぎ武「エサをください」! 売れっ子芸人の今

2019/07/04 16:20
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman
山田邦子公式ブログより

編集G お笑いタレントの闇営業問題について、いろんなタレントがいろんなことを言い始めたわね。安田大サーカスのクロちゃんは「僕はホワイト。シロちゃんです」なんて言ってたし、TKOの木本武宏は「うちのパーティーに事務所を通さずに来てください」という、いたずら電話が掛ってきて「会社通して」と答えると「木本アウト、今のところ最下位」と言われたという話をしてた。もはやネタ化。

しいちゃん 闇営業についてはタレントへの批判がある一方で、「よしもとがタレントに支払うギャラが少なすぎるから闇営業をせざるを得ない」という事務所側への批判もあるね。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のなだぎ武は、6月27日、公式Twitterでバナナを持った写真とともに、「今月の給料を確認。。地獄過ぎて笑うことも泣くこともでけへん、、来月はとりあえずバナナで乗りきります。皆様、もし私を街で見かける事があれば、エサを与えて下さい。。」とツイートしている。以前、テレビ番組で「最高月収800万円」と明かしていたけど、ここ数年はテレビ出演はめっきり減って舞台を中心に活動中。このツイートを見た人からは「なだぎ武ほど知名度も実績もある芸人でも生活が苦しくなるとは!」という驚きの声が上がっているよ。

編集G 芸人から搾り取った金で映画作ったり『沖縄国際映画祭』とかやってんだから、目も当てられないね。それでも、なだきは舞台で活躍しているからマシな方じゃない? 本当に仕事がなくなっちゃう人も中にはいるでしょ。「あの人、どこに行ったんだろ」っていうお笑いタレント、たくさんいるよね。

しいちゃん 2015年にヒットした「あったかいんだからぁ〜」って覚えてる? あのクマムシが、7月1日放送の『しくじり先生 俺みたいになるな!』(テレビ朝日系)に出演。絶頂期に月収800万円もあったと明かしていたけど、それからたった2年で仕事が激減、コンビ仲も最悪に。売れていたとき、曲を作った長谷川俊輔は「超絶アーティスト気取り」で、曲を作っていない佐藤大樹も取り巻きにドアを開けさせるなど勘違い。印税は折半のため、長谷川は「ありがとうと言えよ、殺すぞ」と思い、佐藤は「最高の金づる」と思っていたそうで、いろいろ不満があって互いに憎悪の念を抱くようになったんだって。

編集G そもそも佐藤と長谷川の区別がつかないんだけど、ガタイが良くて「あったかいんだからぁ〜」の方が長谷川な感じ?


しいちゃん ある日、佐藤がストレートパーマをかけて稽古に1時間半も遅刻し、元柔道部の長谷川がコンクリートの上で佐藤に大外刈りをかけるなど大喧嘩。解散危機に陥り仕事も減って、17年には月収9万円に。現在は、富山出身の佐藤が持ってきた仕事で石川県と富山県にレギュラーが1本ずつあり、関係を修復中とのこと。ちなみに、クマムシはワタナベエンターテインメント所属。

オバサン・レディ/山田邦子(著者)