嵐、近藤真彦、木村拓哉……ジャニーズと交際して“人生を狂わされた”女たち
中森明菜の名前が久々にマスコミに登場した。一時期、タレント活動を行っていた実妹の明穂さんが先月亡くなったが、すでに家族の戸籍から抜け、25年にわたって家族と絶縁状態にあった明菜は、その葬儀にも姿を見せなかったと報じられた。
「芸能界ではトラブル続き。生活も荒れていた明菜だけに、せめて家族だけは変わらぬ存在であり続けてほしかったと願うマスコミの人間も多かった。しかし、その家族も信じられなくなった彼女の孤独が、今回あらためて浮き彫りになりました」(芸能リポーター)
圧倒的な歌唱力を誇り、「歌姫」の名をほしいままにしていた中森の人生の歯車が狂い始めたのは、30年前、近藤真彦宅での自殺未遂騒動にあることは間違いない。今でもご法度とされるジャニーズと女性アイドルの恋愛だが、二人は6年にわたり交際を続け、世間にも知られる関係だった。
「カーレースや怪しい投資話に首を突っ込んだ近藤のために、当時8000万円もの大金を明菜が工面したこともあったといいます。また、一緒に住むための新居の購入資金をマッチがレースにつぎ込んでいたとも。にもかかわらず、マッチは明菜のライバルである松田聖子とニューヨークで密会。マッチのニューヨーク行きの直前まで、明菜はハワイで彼と幸せな時間を過ごしていたといいますから、その裏切りを知ったときは相当ショックだったはずです」
ハワイでの密会が報じられてから5カ月後。中森は、近藤のマンションの浴室で自殺を図る。帰宅した近藤がその姿を発見し、命には別状なく入院2週間と診断された。
「その後の5カ月間、明菜はリハビリ生活を送る一方、同時期に起こった事務所独立騒動の影響で復帰は白紙になるなど足場が不安定な状況でした。そして、同年大みそかに、自殺騒動の謝罪と復帰を報告する会見に登場。なぜか近藤も同席したこの会見は、二人の席の後ろに金屏風があったため、直前まで記者たちは『婚約発表会見では』と思っていたとか。しかし近藤は、会見で結婚について問われると『そういうことは、まったくありません』と断言。明菜自身、“マッチとの婚約発表会見だ”といって引っ張り出されたという話もあるだけに、人間不信に陥るのも無理はないでしょう」(ワイドショー関係者)
このだまし討ちといえる会見を仕組んだ黒幕は、マッチを溺愛していたメリー喜多川だったと報じられている。だがジャニーズによって運命を狂わされたのは、中森だけではない。