ジャニー社長、「治療に専念」公表で「生きてくれてるだけで安心」「よかった」とファン安堵
緊急入院が囁かれていたジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長の容体について、7月1日にジャニーズ事務所サイドが「解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血」で入院していることを公表した。情報が錯綜し、一時はネット上で最悪の事態を想像する書き込みも出ていただけに、ジャニーズファンからは安堵の声が続出している。
「ジャニー社長の入院説が浮上したのは、6月18日のこと。この日、自宅で倒れたジャニー社長が『都内の病院に救急搬送された』といった一報が駆け巡り、メディア関係者が騒然となりました。しかし、ジャニーズ側はその後もジャニー社長の体調に関する公式発表はせず、ファンはもどかしい思いで見守っていました。そんな中、元ジャニーズJr.の伊藤拓美が18日夜から翌日の夜にかけて、『ジャニーさん?』『ご冥福をお祈りします』と、ツイート。はっきりした病状がわからない状況にもかかわらず、元Jr.がお悔やみの言葉を載せたため、ファンに動揺が走りました。しかし、伊藤は詳細を知っていたわけではなかったようで、当該ツイートは後に削除しています」(ジャニーズに詳しい記者)
さらに、24日には内博貴が公式携帯サイト・Johnny’s webの連載「ウチにおいでよ」に「ジャニーさんよ まだ元気な姿 見ていたいよ この思い届け」という意味になる“縦読みメッセージ”を綴り、大きな話題に。ネット上では死亡説も流れ始めていたが、内の連載によって、この時点でその可能性は低いと、ファンの間に一筋の光が差し込んだ。
そして7月1日、嵐メンバーが同日より始まる『ARASHI EXHIBITION “JOURNEY” 嵐を旅する展覧会』(東京はソニー六本木ミュージアムにて開催)の取材会を行い、集まった報道陣を前に「この『EXHIBITION』の会見の前に僕たちからご報告させていただきたいことがあるので、少々お時間をいただきました」(松本潤)と、切り出したという。続けて、松本は「先月、6月18日に弊社の社長・ジャニー喜多川が病院に緊急搬送されました。その報告を受けて、僕たちは翌日19日になりますね。19日に5人でジャニーさんのもとにお見舞いに行きました。その後も、それぞれ時間がある時に、なるべくジャニーさんの病室に通っているような現状です」と振り返った。
その上で、「今はジャニーさんが一日も早く元気に回復してくれることを祈っています」「皆さまには今は静かに温かく見守っていただけばと思っていますので、何卒よろしくお願いします」と、呼びかけた松本。「スポーツニッポン」のWEB版・スポニチアネックスが配信した記事では、診断結果は「解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血」で、ジャニーズ事務所は「皆様にはご心配をおかけいたしまして誠に恐れ入りますが、今もジャニーは必死に頑張っておりますので、治療に専念することを最優先とさせていただきたく、ご理解くださいますと幸甚に存じます」と、コメントしている。また、同紙は「搬送先の病院では集中治療室(ICU)で治療が施したが、そのまま入院。意識は現時点で戻っていない」と、伝えていた。
今回の発表を受け、ジャニーズファンは「ジャニーさん、死亡説出てたけど生きててくれててよかった」「ジャニーさん、死んでないじゃん。勝手に殺すな」「ジャニーさんが生きてくれているだけで安心」「ジャニーさんなら、奇跡的に回復すると思う」「生きてるとわかっただけでよかった」と、ひとまずホッとした様子。とはいえ、ジャニー社長は現在87歳のご高齢とあって、「高齢だから、合併症も心配」「意識戻ってないのが心配。回復しますように」と、まだまだ安心できる状態ではないとして危機感を抱いている人も。
「この先、8月8日にはJr.の東京ドーム公演、さらに来年はジャニー社長が強い関心を寄せている東京オリンピック・パラリンピックが控えています。一方、ジャニー社長といえば、8月に米ロサンゼルスで開催される『二世週日本祭』に、イチオシのJr.内ユニット・美少年を派遣するプランを4月末に明かしていました。ジャニー社長のこうした熱意を知っているファンは『ジャニーさん、頑張って。ずっと待ち望んでたオリンピックまで1年だよ。一緒に見たい』『まだまだジャニーさんがいなきゃダメだよ! 一緒にドーム行こう』と、ジャニー社長の復調を願っています」(同)
予断を許さない状況にあるようだが、多くのファンやタレントたちの思いが届くことを祈りたい。