ザブングル所属のナベプロ、闇営業問題で「できるだけ名前出さないで」とメディアに要請!?
複数の芸人が一斉に活動禁止に追い込まれた、一連の“闇営業”報道。名前が取り沙汰されたのは、ほとんどが吉本興業所属の芸人で、ザブングルと6月30日に記者会見したバンドー太郎だけが、“非”吉本芸人だった。そんな中、ザブングルの所属する「ワタナベエンターテインメント」が、一部マスコミに「ザブングルを吉本芸人と同列に報じないでほしい」とする“要請”を行っているという。
一連の闇営業騒動は、「フライデー」(講談社)のスクープによって勃発。2014年に開かれた詐欺グループ主催の忘年会、そして15年、バンドーが仲介役となった現役暴力団幹部の誕生会に参加した芸人たちが、立て続けに活動謹慎となった。
「ザブングルが参加したのは、14年のカラテカ・入江慎也が仲介した忘年会で、『フライデー』は彼らの名前こそ報じなかったものの、ネット上では映像などから『ザブングルも参加している!』と大きな話題となりました」(芸能ライター)
同会に参加していた雨上がり決死隊・宮迫博之やロンドンブーツ1号2号・田村亮らの活動謹慎を吉本が発表した同日、ザブングルについても謹慎処分が明らかに。
「そしてその後、ナベプロ幹部は新聞やテレビ局に対して、『必要以上にザブングルの名前を報じないでほしい』と要請していたそうです。ナベプロの言い分としては、騒動に関する報道は『複数の芸人が詐欺グループ主催の忘年会で闇営業していたという問題』から、『吉本芸人が暴力団幹部がいる宴席で営業していたという問題』に変遷しているため、後者に関し、ザブングルを同列に扱わないでほしい、ということでした」(テレビ局関係者)
指定暴力団幹部の誕生会に出席し、かつギャラを受け取ったスリムクラブと2700は、“無期限”活動謹慎という厳しい処分を受けることに。
「ザブングルが参加したのは、暴力団員ではなく詐欺グループの忘年会で、かつ『吉本の先輩芸人の誘いを断りきれなかった』というのが本人たちの認識。そのため、ナベプロとしても、金銭の受領こそ問題視しているものの、闇営業に関しては“もらい事故”に近い認識のようです」(同)
宮迫らの謹慎が発表された当日、ナベプロは当初各メディアの取材に「広報担当が不在」とほぼ対応しなかったそうだが、結局、その日のうちにザブングルの謹慎が発表されたのだとか。
「この件については『極力関わりたくない』ということなのでしょう。どんな芸能事務所だとしても、それはまったく同じはずですが」(同)
今後も、芸能人の闇営業を巡る報道は続くとみられるが、果たしてナベプロ芸人はザブングルが最初で最後となるか。マネジメント側の心配も尽きないことだろう。