芸能
顔が浮かばない芸人が多数……

松本人志と岡村隆史、闇営業芸人の「相方」救済へ!? 看板番組に「出演させてやって」と相談か

2019/06/29 11:45
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman
『ワイドナショー』(フジテレビ系)公式サイトより

 反社会的勢力への闇営業を行ったとして、6月24日付で雨上がり決死隊・宮迫博之やロンドンブーツ1号2号・田村亮をはじめとする11人の吉本芸人が謹慎処分を受けた。その後、27日にはスリムクラブと2700の“無期限”活動謹慎処分が発表され、世間で物議を醸しているが、ある意味被害者と言えるのは、謹慎中の芸人の相方なのかもしれない。そんな不運な“相方”に対して、吉本興業のベテラン芸人が救済措置を取っているという。

「謹慎中の相方を持つ芸人は、雨上がり決死隊・蛍原徹、ロンブー・田村淳、レイザーラモン・RG、ガリットチュウ・熊谷茶、ザ・パンチのノーパンチ松尾、天津・向清太朗、ストロベビー・生いっちょうの6人です」(スポーツ紙記者)

 テレビやピンでの活動がある芸人は問題ないが、ライブを中心に活動していたコンビの相方は、スケジュールが白紙状態になるという。

「仕事がなくなったということは、騒動の根本的な原因の一つである“闇営業”に頼らざるを得ない状況と一緒。そこで、こうした負の連鎖を断ち切るべく、ダウンタウン・松本人志や、ナインティナイン・岡村隆史ら“重鎮”が、自分の看板番組に『優先的に出してやってくれ』と一部業界関係者に話しているそうです」(同)

 松本は6月16日、自身がMCを務める『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、「30年前は(自分も闇営業を)やっていましたよ」などと、騒動をネタにしていた。また、岡村は6月27日放送のラジオ番組『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)の中で、「直の営業がないと食べていけない人がいる」と実情を明かし、事務所を通さない営業について、理解を求めるスタンスを見せている。

「6月7日発売の『フライデー』(講談社)の報道によって、騒動が表面化した当初、宮迫らは『金銭は受け取っていない』と答えていましたが、吉本側は24日になって、『金銭授受が確認された』と発表。虚偽の発言も問題ですが、やはり根底にあるのは『反社会的勢力からの金銭の受領』の部分でしょう。売れない芸人が食べていくために、“闇営業”に手を出してしまう現実があるだけに、事務所だけでなく所属芸人たちも一丸になって、企業体質の改善に乗り出しているとみられます」(同)

 吉本興業は一連の問題に終止符を打つという意味で、公式サイト上に「決意表明」を掲載した。「知らなかった」では済まされない反社会的勢力との関わりだが、芸能界全体がそれを断つことはできるだろうか。

最終更新:2019/06/29 11:46
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