Kis-My-Ft2、30代ジャニーズの“苦悩”告白……「新人っぽさ求められる」「バカなふりがベスト」
6月26日深夜放送のラジオ『Kis‐My‐Ft2のキスマイRadio』(文化放送)に、Kis‐My‐Ft2・横尾渉と藤ヶ谷太輔が登場。バラエティを主戦場としている彼らならではの“苦悩”について明かされた。
この日は、番組冒頭でKis-My-Ft2のレギュラー番組『キスマイ超BUSAIKU!?』(フジテレビ系)の話題が。テーマに沿った“カッコイイ対応”をメンバー自ら考えて実演し、順位を競う番組だが、リスナーから「(真ん中の順位である)4、5位でも安心してるのでは?」という指摘が寄せられた。これに横尾は「安心はしてるよ」と、キッパリ答える。
2人は「4、5位でも悔しがった方がいいのでは?」というメッセージだと受け取ったようで、中間順位でもあまりリアクションを取らない理由について説明。藤ヶ谷によると「やっぱりバランス見ますよね。5位になった時に“この世の終わり”みたいなリアクションしちゃうと、次の6位、7位も残ってるから」とのことで、全体のバランスを見て、メンバーそれぞれが反応しているという。これには横尾も「そういう意味で言うと、チームプレー」と同調した。
特に、下位になりやすい二階堂高嗣は、自分が最下位になりそうなランキングでは、順位が出る前から大きなリアクションを取っているらしく、その姿を見て横尾は「ある程度リアクション(の大きさ)を上げたりする」のだとか。そうすることで、二階堂が最下位になってさらに激しいリアクションをしても、放心状態になったとしても、笑いが起こるのだと“作戦”が語られた。
この流れで藤ヶ谷は、「難しいよね、本当。俺、バラエティってめちゃめちゃ難しいと思って。空気読むことがものすごく重要じゃないですか。そこはホント難しいかな」と本音を吐露。一方で「そういう意味では、ハマった時のチームプレーっていうのは、キスマイらしくていいな」とも語っており、藤ヶ谷は「そういう(チームプレーを)感じながら見てみるのも、楽しみの一つかな」と解説していた。
その後、今月25日に32歳になったばかりの藤ヶ谷が、“大人な姿”を見せていきたいと宣言。しかし、今でもバラエティでは「ちょっと待ってくださいよ!」と叫ぶような、“新人”の振る舞いを求められることが多いとか。そんな現状に藤ヶ谷は、「ずっとこれをやるのかな?」と悩むこともあるという。横尾も「新人なのか、中堅なのか……」と自分たちの立ち位置に迷っているような発言をしつつ、「経験があるからこそ見せちゃいけない部分がある。“新人っぽさ”を出さなきゃいけないじゃん?」とコメント。
「難しいなって思う」(横尾)「やっぱバカなふりするのがベストな時と……」(藤ヶ谷)と頭を抱えてしまう2人だったが、最終的には、藤ヶ谷が「キスマイって、“身近なアイドル”」だとまとめていた。30代アイドルが直面している、リアルな悩みが明かされた放送となっていた。
(華山いの)