芸能
最初から白状していれば……

宮迫博之、「口裏合わせ」の主犯!? 闇営業問題で「ギャラもらってない」とウソついた背景

2019/06/27 11:43
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman
雨上がり決死隊公式プロフィールより

 吉本興業は6月24日、詐欺グループに対する闇営業の“仲介役”となったカラテカ・入江慎也との契約解消に続き、雨上がり決死隊・宮迫博之など“仲介された側”の芸人へも謹慎処分を下した。そんな中、一部業界関係者の間では「宮迫らの悪質さ」を指摘する声が相次いでいるという。

「6月7日発売の『フライデー』(講談社)によって、2014年末に開催された振り込め詐欺グループの忘年会に、入江と宮迫、ロンドンブーツ1号2号・田村亮など複数の芸人が参加していたことが発覚し、吉本は同月4日に入江との契約を解消しました。記事には宮迫への直撃取材の内容も掲載されており、記者から『相手が詐欺グループと認識していたのか』と問われると、『まったく知らない』と回答し、『ギャラを受け取ったのか』という質問には、『そんなカネはもらってへんよ』と宮迫は答えていたんです」(芸能ライター)

 宮迫は7日、自身のTwitterで「ギャラはもらっていない」とあらためて釈明。また、8日には亮も、自身のTwitterで「お金を受け取ってなかった、知らなかったからと言え詐欺グループの忘年会への参加してしまった行為を深く反省しております」などと投稿した。

「吉本は当初、宮迫らの発言を受けて、入江以外の芸人については厳重注意処分にとどめていましたが、一転して24日、 “金銭授受”が確認された宮迫や亮など11人の芸人を謹慎処分にすると発表。反社会的勢力からの金銭の受領が問題視されることは当然ですが、ネット上では『嘘をついていた』ことに批判が飛び交っている状況です」(同)

 翌25日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)では、同じ吉本所属でMCを務める極楽とんぼ・加藤浩次と、サブMCのハリセンボン・近藤春菜がコメント。加藤は、亮だけでなく吉本からも「お金をもらってない」と聞いていたと明かし、「僕の信用している仲の良い後輩が言ったこと、会社が言ったことを信用して『スッキリ』でコメントした」と、謝罪した。また、近藤もショックを隠せない様子で、「会社自体も保身に走った」と、嘘を見破れなかった吉本サイドへの批判も口にした。

「吉本によると金銭授受が確認されたといい、謹慎処分の発表時には11人のコメントも公開されました。その中で亮は『世間の皆様に虚偽の説明をしてしまった』と認めましたが、このような“嘘”が通ってしまった背景には、問題発覚時に宮迫と入江、亮による口裏合わせがあったと思われます」(週刊誌記者)

 同誌の記事が世に出ることになってから、吉本は度重なるヒヤリング調査を行ったというが……。

「宮迫は調査の前に『フライデー』の直撃取材を受けたようで、その虚偽発言を押し通すために入江と亮に『もらってないことにしよう』と口裏を合わせたと考えるのが自然でしょう。その悪質な行為が、騒動を拡大させてしまったのでは。今後、同じことを繰り返さないためにも、吉本には根本的な社内体質の改善が求められています」(同)

 この状況のままで宮迫らの謹慎処分を解いても、世間からの不信感は強まるばかりだろう。騒動は多くの業界関係者に、大きな課題を残したようだ。

最終更新:2019/06/27 11:43
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