宮迫ら「謹慎発表」のニュースに挙動不審? 「何か隠してる?」とウワサされた吉本芸人とは……
吉本興業は6月24日午後、カラテカ・入江慎也の仲介により、振り込め詐欺グループの忘年会で “闇営業”を行った雨上がり決死隊・宮迫博之、ロンドンブーツ1号2号・田村亮ら計11人を謹慎処分とすることを発表。翌日の情報番組では、吉本所属芸人が騒動について言及したが、視聴者からは賛否両論が噴出する展開となった。
今回の一件は、6月7日発売の「フライデー」(講談社)によるスクープで発覚。忘年会は2014年末の出来事で、同誌は「宮迫博之ほか吉本興業人気芸人が犯罪集団に『闇営業』」とのタイトルで、当日の写真とともに報道。宮迫と亮はそれぞれ自身のTwitterで謝罪と釈明をした。
その後も、週刊誌がさまざまな情報を伝える中、24日に事態が進展。吉本サイドが再度、渦中のタレントへのヒアリングを実施した結果、「該当する芸人において、反社会的勢力主催の会合であるとの認識はなく、また、報じられていたような金額ではありませんでしたが、会合への参加により一定の金銭を受領していたことが認められました」と公表したのだ。なお、亮は金銭を受け取った事実を認めた上で、「自分の都合のいいように考えてしまい、世間の皆様に虚偽の説明をしてしまった事を謝罪させて頂きます」と、当初のギャラはもらっていないという発言が“ウソ”であると告白した。
「25日朝の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)では、MCの極楽とんぼ・加藤浩次が前日に亮から電話があったことを報告。『なぜウソをついたのか』と問いただしたところ、亮は『保身です』『家族もいるし、これからどうしていったらいいのか。自分の身を守ろうとしてしまった』と、その理由を打ち明けたそうです。また、サブMCのハリセンボン・近藤春菜は、最初の調査で芸人のウソを見破れなかった点について、『会社自体も保身に走ったと思います』と、吉本に対する批判を展開。信頼を置いている先輩たちが虚偽の説明をしたことに関しては、『とってもショックを受けました』と、涙ぐみながら本音を吐露したんです」(芸能ライター)
さらに、近藤は「裏でコソコソして、笑いを届けるのはやっぱり気持ち良くない」と、今回謹慎処分を下された芸人たちを断罪。また途中で「ごめんなさい、こんな感情的になって」とお詫びする場面もあった。先輩芸人や吉本側に厳しい目を向けた近藤には、ネットユーザーから「可哀想で見てられない。誠実さが伝わってきた」「春菜にここまで言わせた芸人たちは猛省すべき」と、同情や共感の声が多く上がることに。
一方、同日午後の『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)に登場したサバンナ・高橋茂雄には、「懐疑的な視線が送られている」(同)という。高橋は「今回、入江がすごいスピードで解雇されたので、お金をもらったと認めてしまうことが、自分の解雇につながる、怖くなるっていう気持ちはわかりますけどね」と、暗に亮たちを擁護。加藤と亮の電話でのやりとりが紹介された場面でも、「これからずっと仕事続けていく中で、いろんな人ともお付き合いする中で、ずっとウソつき続けていかなあかんということを背負ってたんやろなとは思いますよね。ただそれぐらい今回のことが、自分でもヤバイと思いはったんやろうし……」と、理解を示した。
「しかし、視聴者は高橋の歯切れの悪さ、目が泳いでいることに引っかかったようで、『顔も声も死んでるけど、もしかして何か隠してる?』『高橋の様子、どこか変じゃない? 目が泳いでいる気がする』『ものすごく動揺している……』といった指摘が相次ぎました。そんな高橋は“たいこ持ち芸人”として、雨上がり決死隊がMCを務める『アメトーーク!』(テレビ朝日系)に出演歴がありますし、宮迫や入江にも気に入られていたので、何かまだ世に出ていないことを知っている、もしくは身に覚えがあるのではないかと勘繰ってしまいます」(同)
同じ吉本所属芸人でも、闇営業騒動へのコメントをめぐる反応はさまざま。事態が収束を迎えるまで、しばらく吉本芸人の言動が注目を集めそうだ。