山下智久、『インハンド』1ケタ低迷でヒットせず――「フジ月9を選んでおけば」と嘆きも?
山下智久が主演を務める連続ドラマ『インハンド』(TBS系)が、6月21日に最終回を迎える。初回平均視聴率11.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)以降は1ケタ台を連発してきたが、業界関係者によれば「山下には別の医療系ドラマのオファーもあった」という。
「『インハンド』は、漫画雑誌『イブニング』(講談社)で連載中の医療ミステリーを実写化したドラマ。山下は右手が義手の寄生虫学者・紐倉哲を演じています」(芸能ライター)
初回視聴率こそ良かったものの、第2~3話で9%台となり、第4話は7.7%まで下降。その後は再び9%台を推移したが、第8話で自己最低の7.6%を記録し、最終回直前の第9話も8.5%までしか回復しなかった。
「山下といえば、2008年から主演を務めている『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(フジテレビ系)シリーズが人気で、17年7月期の『3rd season』は全話平均14.6%、昨年9月公開の劇場版は興行収入93億円を叩き出し、この年に公開された邦画では1位の成績を収めました。そんな山下の最新作となった『インハンド』ですが、イマイチ数字がパッとせず、ヒット作にはなれないまま、幕を下ろすこととなりそうです」(同)
一方で関係者によると、山下には別の連続ドラマに主演する話もあったとか。
「今年1月期に関ジャニ∞・錦戸亮が主演した、フジテレビ“月9”ドラマ『トレース~科捜研の男~』です。新木優子や船越英一郎が出演し、全話平均10.6%をマーク。『コード・ブルー』とは比較にならないものの、『インハンド』よりは好調だっただけに、山下が選ぶべきは『トレース』だったのではと思ってしまいますよ」(テレビ局関係者)
とはいえ、山下については今月18日、日欧共同制作の連ドラ『THE HEAD』のメインキャストで海外ドラマデビューすることが報じられた。
「同ドラマは来春から世界30カ国以上で配信・放送予定で、全編英語の作品。山下は、業界内外から『滑舌の悪さが弱点』と指摘されることが多いのですが、一部では『英語なら、滑舌はさほど問題にならないのでは?』と、期待も寄せられています」(同)
今年5月に開設したインスタグラムのフォロワー数が300万人を突破するなど、注目度ではトップクラスの山下。国際的な俳優になれるよう、『インハンド』での微妙なつまずきなど気にせず、頑張ってもらいたい。