浜崎あゆみ、『a-nation』出演途絶えたウラ事情――「観客の一斉退場」問題以外にも理由が?
今年で18回目を迎えるエイベックス主催の大型音楽フェスティバル『a-nation 2019』の概要が発表されたものの、出演アーティストの中に同イベントの「大トリ」を通算15回務めた浜崎あゆみの名前がないことで、一部ネット上が騒然としている。近年は、浜崎の出番になる前に、観客が退場し始めると話題に上がっていたが、ついに出演自体が白紙になったという。
エイベックスの公式発表によれば、今年の『a-nation』は青森、三重、福岡、大阪の4会場で開催予定。最終日となる8月18日の大阪公演では、東方神起が大トリを務める。
「例年との違いは、毎年8月最終週に行われていた東京公演がないこと、そして浜崎の不在でしょう。『a-nation』が始まった2002年から続いていた二つの“恒例”が、同時に消滅したと言えます」(スポーツ紙記者)
近年、一部マスコミが報じる浜崎の話題といえば、CDの売り上げ不振やコンサート動員数の激減を取り上げるものが中心。ネット上では“平成の歌姫の凋落”などと取り沙汰され、露出の機会も減っていたが、また一つ活躍の場を失ってしまったようだ。
「『a-nation』では大トリの浜崎が登場すると、約5万人いた観客のうち3割近くが退場するといった話もネット上でささやかれています。目当てのアーティストの出演が終わったからなのか、帰りの交通機関を気にしてなのか、詳しくはわからないものの、主催側のエイベックスとしても、浜崎本人としても思うところがあったのでしょう。エイベックスの“功労者”である浜崎だけに、表立った労いもなく出演が途絶えてしまうのは、物悲しい印象は拭えません」(同)
そんな浜崎は、5月1日から20年まで予定しているロングランツアーの真っ只中だが……。
「本人史上最大規模、2年越しの全国ツアーです。発表されている会場を見ても、これまで浜崎が経験してきた大きな会場とは違い、観客との距離感が近いステージになるでしょう。『a-nation』の欠席は、ツアーとのスケジュールの兼ね合いだったのかもしれませんね」(レコード会社関係者)
“平成の歌姫”と称された浜崎だが、令和の時代も新たな試みに挑戦し続けてほしい。