キーファー・サザーランドがバンドメンバーに対し、ツアーバス内トイレの使用禁止を命じる
日本では大ヒットドラマ『24-TWENTY FOUR-』での“不死身の男ジャック・バウアー”のイメージが強い、俳優のキーファー・サザーランド。名優ドナルド・サザーランドが父であることは有名だが、実は「カナダの医療の父」として今なお愛される政治家トミー・ダグラスを祖父に持つ。先日キーファーがTwitterで祖父について言及したことで2人の血縁関係を知り、その血筋の良さにキーファーを見直した人も多いようだ。
酒癖が悪くストリップクラブで大暴れしたり、何度も警察のお世話になったりと豪快なイメージを持たれているキーファー。だが、実は細かい男だという報道が流れ、ネット上で大きな話題となっている。
2016年にデビューアルバムをリリースしてからというもの、カントリー歌手としても精力的に活動している彼。現在は新作アルバム『Reckless & Me』を引っさげ、全米ツアーの真っ最中だ。12人いるバンド仲間たちと巨大なツアーバスで寝食を共にしながら移動している。
米ニュースサイト「Radar Online」は現地時間6月14日、ゴシップライター、A.J.ベンザからの情報として、「キーファーがバンド仲間にバス内トイレの使用を禁じている」と報道。その理由は「バスの中を、いいにおいに保っておきたいから」。バンド仲間たちは、長距離トラック運転手のためのドライブインにあるマクドナルドなどで用を足す日々を送っているのだという。
「(トイレの)タイミング的には微妙な感じらしいが、今のところ誰も文句は言っていない」と記事は締めくくっているが、あまりにも不便なため、バンド仲間たちの不満が募るのは時間の問題。
カナダの医療・福祉行政の礎を築いた祖父を持つと話題になったばかりのキーファーだけに、この「トイレ使用禁止」の報道を聞き、「器が小さすぎる」「そんな細かい男だったんだ」「においなんて気にしなさそうなのに」とがっかりする声が上がっている。
キーファーだが、8月と10月にイギリス国内10カ所を回るツアーを行う予定。その際もツアーバスで移動するものと思われるが、トイレは引き続き使用禁止になるのだろうか? 非常に気になるところである。